米大手企業CEOがコロナ流行直前に大量退任している

リンクより転載します。
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 米国の大企業で、昨年からCEOの“大量退職”が続いていることをご存知だろうか。今でこそ新型コロナウイルスのパンデミックで大不況が起こりつつあるが、昨年は米株式市場も好調が続いており、大手企業の多くは堅調な業績を上げていた。それなのに、2019年だけで1400人を超えるCEOが退任していたというのである。これは2006年のリーマンショック後より多い水準となる。以下は、2019年に退職したCEOリスト(敬称略)のほんの一部である。

・ナイキ マーク・パーカー
・マクドナルド スティーブ・イースターブルック
・ボーイング デニス・ミューレンバーグ
・ユナイテッド航空 オスカー・ムニョス
・ワーナーブラザーズ ケビン・ツジハラ
・アルファベット ラリー・ペイジ
・ニューヨークポスト ジェシー・アンジェロ
・ヒューレット・パッカード ディオン・ワイスラー
・クラフト・ハインツ ベルナルド・ヒース
・eBay デヴィン・ウェニッヒ
・メットライフ スティーブン・カンダリアン
・アンダーアーマー ケビン・プランク

 世界的スポーツメーカー、ファストフードチェーン、映画会社、IT企業とあらゆる業種の名だたる大企業でCEOが退職していることがお分かりになるだろう。このトレンドは今年に入っても続いており、今年に入ってからもウォルト・ディズニーのボブ・アイガーやハーレーダビッドソンのマット・レバティッチなど、すでに200人以上のCEOが退職している。

 不況や業績悪化、社内問題のためにCEOが逃げるように退任することは珍しくなく、ここにリストアップしたCEOの多くも“もっともらしい理由”をつけて辞任している。好況の時にあえて辞任するメリットとして退職金の増額があり、業績低下とセクハラで辞任したマクドナルド元CEOも7千万ドルの退職金を受け取ったとされる。

 新型コロナウイルスによる世界的な大不況の危機にさらされる直前に退職し、多額の退職金と大波を避けて多数のCEOたちの存在は何を意味するのか。大企業のエクゼクティブをめぐっては、もう一つ興味深い事実がある。去年から今年初めにかけ、多くの企業関係者から自社の株が売りに出されているのだ。そして現在、世界の株式市場が急落にあえいでいるのはご存じの通りだ。まるで彼らは今年“何が起こるか”を知っていたかのように、世界的な危機と大損を避けているのだ。

 退職した多数のCEO、そして株式の大量売却が示すのは何か? 陰謀論ブログ「End Of The American Dream」は、これらの動きには調査する価値があると訴えている。新型コロナウイルスについては陰謀論も根強いが、どこが“ばらまいた”かについては見解が分かれているが、世界的な企業のトップたちはこのパンデミックについて何か知っていたのかもしれない。そして、一足先に逃げ出していた……そんな推測も容易に成り立つのである。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=355117

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