仙台で聖火見物に5万2000人駆けつけ騒然。感染リスクを考えず数時間の行列 「民間は中止なのに・・」

free東京オリンピックの聖火を東日本大震災の被災3県で巡回展示する催し「復興の火」は21日、仙台市で行われ、約5時間半で約5万2000人が観覧した・・

仙台で聖火見物5万人 感染リスクの数時間行列


新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、主催する宮城県は混雑緩和に努めたが、想定(1万人)の5倍以上の人出に500メートルを超える長蛇の列ができた。感染リスクが高まる密集の中、数時間待つ状態が続いた。

共催する東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日以降、列の間隔を前後1メートル以上空けることを徹底し、過度な密集状態が発生した場合は中断や中止も検討することを明らかにした。


会場となったのはJR仙台駅東口自由通路の屋外デッキ。特設ステージに設置された聖火皿にオレンジ色の炎がともされた。観覧は午後1時半ごろから始まり、当初は15人ほどずつ間近まで案内され、制限1分間でカメラやスマートフォンで記念撮影し楽しんだ。約2時間半待ったという仙台市のパート従業員、戸田静枝さん(67)は「これだけ並んだから、ゆっくり見たかったけれど、仕方ないですね」と漏らした。

それでもマスク姿で順番を待つ列は伸びて駅反対側の西口に及び、デッキが行列であふれた。通行人の妨げになったこともあり、県は観覧終了3時間前の午後4時時点で列を打ち切り、聖火皿周囲の柵の外側を通り過ぎる形で観覧してもらう方式に切り替えた。

県はボランティアら誘導員約90人態勢で速やかな移動を呼び掛けたが、担当者は「見込みが甘かった。土曜で好天にも恵まれ、ここまでの人が押し寄せるとは想定していなかった」と話した。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10206187.html

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