コレステロール、免疫力、癌の関係について

コレステロールとガン
ガンはどうやら免疫と密接に関係している疾患のようです。免疫が低下すると、ガンが増えます。ですから、ガンを予防したければ、免疫力を高めておくことが大事です。
自己免疫性疾患などで免疫抑制剤を使うと、ガンが高頻度に発生することが知られています。ちなみに自己免疫性疾患は免疫力が低下することで発症します。免疫力が低下しているのに、さらに免疫を低下させる薬剤を使うだなんて、おかしな話ですよね。
コレステロールは高いと危険と長らく言われてきましたが、最近の大規模な疫学研究の結果からは、コレステロールは高い方が長寿であるということが分かってきました。コレステロールを低下させるメリットは、全く無いということになりますね。ただし、家族性高コレステロール血症は遺伝性疾患であり、動脈硬化性疾患を発症しやすいことが知られています。
コレステロールが高いほど長生きなのはなぜか。それは、コレステロールが高いほど免疫力が高くなるからです。実は家族性高コレステロール血症の人は、中世までは普通の人より長生きでした。というのも、コレステロールが高いため、ガンと感染症にかかりにくかったからです。
コレステロールは高いほど免疫力が上がります。高いコレステロールをスタチン製剤などで下げると、ガンや感染症が増えることが分かっています。その一方で、薬でコレステロール値を低下させても動脈硬化性疾患の死亡率を低下させることはできません。
血液検査でコレステロール値が高いと指摘された人は、むしろラッキーだと思った方が良いかもしれません。少なくともガンにはなりにくいのですから。これはLDLコレステロールが高くても同様です。薬で下げてもメリットはなく、デメリットしかありません。強いて薬を飲まないデメリットがあるとすれば、医者と製薬会社が儲からないということくらいでしょう。

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