本当に安全だったら東京のど真ん中に原子力発電所を作ってもいいんじゃないか

【本当に安全だったら東京のど真ん中に原子力発電所を作ってもいいんじゃないか】
311前の地上波全国放送。当時のほうが自由に批判できた。
久米宏のTVスクランブル、
特集「伊方に見る 原発のある町・ない町」1984年放送。
 
原発ってね、電気をつくっているんじゃない。
お金(税金)のマネーロンダリングなんだよ。
そして、それは不幸の拡大再生産でしかない。
この頃、みんなが少しでも気付いていれば、
311福島第一原発事故は止められた…かもしれない。
 
文字起こし
 
久米宏
「この原発って言うのはアメリカ辺りじゃもうそろそろやめようと言う、
下火に入ってきているんですけどね」
 
横山やすし
「そやろな~」
 
久米宏
「日本の場合まだまだ作る気でして。
現在日本には現在動いている原発は24基ございます。
8年後にはこれが倍の44基になる」
 
 
伊方に見る「原発のある町・ない町」

レポーター「この街で自慢できるものはなんでしょうか?」
伊方町の子ども「原発」「原発」「僕も原発」
レポーター「この街で自慢できるものはなんでしょうか?」
隣の原発のない三崎町「海がきれいなことです」「サザエやアワビが取れること」

  
久米宏「伊方町に入ったお金は…電源三法で22億。
22億4000万しかお金が入ってこないのに、町民会館をはじめ96もの事業(ハコモノ)をするために35億も使っちゃった。
こりゃ(この先も)金が入るって事で、ど~んと町民会館なんか建てちゃったりして、こんだけ金使っちゃった訳です。
 
これだけの赤字(12億)がでたんですが、普通の時の財政支出としてこれをカバーして、赤字をチャラにしちゃっている訳ですが、ここでひとつ問題があるのは、あれだけデカい町民会館とか武道館を作ったり、診療所を作ったり夜間照明作ったり図書館作ったりなんかしますと、維持費ってありますね。以下略。。。
 
管理費が出てこない。どんどんどんどんこのままだったら赤字になってくるんで、
しょうがないからまたお金を手に入れるために、今、1号炉と2号炉でこんだけのお金を手に入れたんですが、これを回転させるお金が必要になったために、今度やむおえず3号炉を作ろうとなった訳ですね。
 
3号炉を作るためにはまた住民の反発がある訳ですから、その反発を説得するために、2500戸ある伊方町の全戸数に毎月5000円づつ配ろうと。
 
とにかくお金でごまかしてって、また管理費を手に入れて~~。
お金の泥沼地獄に堕ちていっていると。もう収拾つかなくなっている。
金を使ったらまた金がいるんで、また新しく原子炉作る。
 
この原子炉にしても一節によりますと寿命は20年30年でアウトという説もある。
このアウトになった後は、ひょっとすると何万年てあそこに近づけないという科学者もいる訳で。
 
横山やすし
「それでもしね、もし日本国が戦争になった時にね、
もしなった時にはね、ああいう地域が一番最初に攻撃される訳ね」。
 
久米宏
「これ以外に表に出せないお金なんですが。
四国電力から同じぐらいの22億という金額と漁業保障費8億が出てると噂があるんですね。50億円から60億の金がたった2500戸の町に出てる。あまりにも沢山の金が出ている。あまりにも沢山の金が出過ぎだ。
 
みんな過疎地にばっかり作る。絶対電力会社側は安全だと。
原発は絶対安全だと言うのならなんで東京のど真ん中に作んないのか?
っていう意見がよくあるんですが、
本当に安全だったら東京のど真ん中に原子力発電所を作ってもいいんじゃないかと。

参照:https://www.facebook.com/EzMasataka/videos/10157274702407701/

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