糖質制限食の是非

糖質制限食の是非
 
糖質制限食というと主食であるコメやパンや麺などをできるだけ排除して、肉や魚や卵や野菜やキノコなどをたくさん食べるというやり方になります。
基本的には動物食であり先住民の狩猟採集の食べ方です。
多くの学者が提唱していますし、科学的にいうと一定の論拠があってやっています。
現在うちの女性スタッフも糖質制限に取り組んでいるそうですが、体調がよくなり眠くなるのも減ったそうでございます。
 
糖質制限食にもちょっとした違いはあるでしょうが、基本的にお酒はOKで焼酎・ウイスキー・ブランデーなどの蒸留酒、辛口ワインなども飲んで可とされています。
ある意味主食さえ抜けば自由に食べていいわけですから、楽といえば楽ですしカロリー計算などする必要もありません。
糖質制限食の基本目安は人にもよりますが、1回の食事の糖質量を20g以下にしろという人もいれば、一日の糖質量を30gにまで抑えろという人もいます。
 
たとえば糖質制限食はGI値の高いカボチャやニンジンや根菜類などもNGになります。
海藻も昆布はNGだそうです。
牛乳は低糖質なので一応OKとなるそうです。
果物はほとんどすべてNGとなるでしょう。
ただ基本的には炭水化物総摂取量にこだわるので、玄米であっても全粒であっても基本はNGです。
また糖質制限食は一日の食回数にこだわりません。
3回食をベースにしているものが基本で2回食の場合もあるかもしれません。
 
ここからが私の個人的意見ですが、私は部分的にはこの糖質制限食には賛成しています。
その利点は糖質制限食が掲げたとおりでありそれ以上もそれ以下もありません。
しかし部分的には糖質制限食で疑問もしくはおかしいと思うところがままあります。
全部は出せませんが穀類のホールフードに対する是非、次に肉や魚や卵や牛乳の生体濃縮による毒性に関する是非、さらに農薬などの野菜に関する是非、放射能を含む食物が実はGI値の低いものに多いこと、果物を先住民は食べていることの判断、食回数についての検討が少ないこと、そして何よりの問題は食は糖質だけでは決まらないということの検討が薄すぎるという点にあります。
 
我が家は直接糖的なものは一切使用しませんが、玄米はたまに食べますし、ラーメンも時に食べます。
白米を食べる老人が90歳まで生きることはざらではなく(まあ本来人間はもっと長生きですが)、動物食が過ぎで早死にしているケースはよくありますね。
病気になっている人の場合糖質制限には大きな意味がありますが、病気にならないでGI値が高いものを食べている人の場合、違う要素(精神性とか)がいくつも入っていることを考慮せねばならないのです。
ただ現代人が炭水化物を摂りすぎなのも確かであり、プチ糖質制限でもよくなる人が多いのは確かです。
いろいろ見て試して、自分に合った食事法を検討していただくことが一番大切ですね♪。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2737620346321701

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