「コレステロールが高いと危険」という嘘
食とかかわる有名な病気に高血圧、高脂血症、糖尿病などがある。
医原病に関連して、これらの話を少ししよう。
実は、「コレステロール値が高いと危険である」というのはまったくの嘘なのだ。
もちろん高すぎると危険であるが、現在の基準は医学や製薬業界の金儲けのために基準が捏造されている。
以下、『医学不要論』にも掲載されたデータを紹介する。
延べ17 万人の病気などによる死亡率を、総コレステロール値を「160~200未満」の人とそれ以外の人とで比較した研究では、「160未満」の人は男性が1.6倍、女性は1.4倍と高かった。
「200以上」は女性では差がないが、男性は低かった。
また、悪玉と呼ばれるLDLコレステロール値でも、原因別の死亡率について分析した。
心疾患では、値の高い男性が低い男性に比べて死亡する率が約2倍となったものの、心疾患以外では逆に値が高いほうが、死亡率が下がる結果が出た。
女性は、心疾患でも死亡との関係が見られなかった。(中日新聞)
「日本脂質介入試験=J-LIT」総コレステロール値が220以上の人ばかり5万人に、コレステロール低下剤を6年間使用。
平均で約50下がり、もっとも死亡率が低かったのは220~260の人。
180未満に下がった人の死亡率は、220~260の人の2.7倍に増え、40%が癌で死亡。
がん死亡率が最低であったのは280以上の人であった。
総コレステロール値が240~260の人が最長寿であった。
85歳以上の高齢者で一番長生きしたのはコレステロール値が高いグループであった。
要するに「コレステロールが高いと危険である」というのは、動脈硬化関連疾患を扱う医者たちによる患者を増やすための方便なのだ。
特に閉経後の女性はコレステロールが高くなる。
年齢が増えるにしたが少々コレステロールが増えたほうが長生きしやすく、病気にもなりにくいということだ。
ちなみにコレステロールの薬は副作用が種々あるだけでなく、発ガン性を増すことが知られており、代表的な医原病薬といわざるを得ない。参照:https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=761165117705411&id=100014357893194