ミネラル含有量が高い自然塩でも「硫黄の匂いのする塩は取り続けてはダメ」

お塩の話。

先日「硫黄泉の匂いのする塩は取り続けてはダメ」という旨の投稿をしました。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1902623409811997&id=100001930687679

投稿の本文で科学的な根拠を書いてるにも関わらず、それを理解出来ないで「科学的根拠を示せ!」や「デマだ!」などの反論とも言えない単なる盲信と拒否反応を示している方がいらっしゃいました。(;^ω^)

やはり視覚的に示すのが分かりやすいと思いまして、手元にたまたま「硫化水素」のパックテストがありましたので、結果は分かっていましたが投稿用に実験しました。

2本のクリスタルガイザー(シャスタ)に硫黄泉の匂いがするお塩とオーストラリアの天日海塩をそれぞれに1.50g溶かし、0.3%の濃度の水溶液(ハイポトニック)を作り、それをテストしました。

お塩の銘柄は「千年の塩(216円/kg)」と「ファインソルト(980円/200g)」です。

ファインソルトには100g当たり0.74gの硫黄が含まれています。

結果は・・・

千年の塩からは硫化水素は検出出来ませんでした。

ファインソルトは5ppm以上(検出限界以上)の硫化水素を検出しました。

一目瞭然でした。

硫化水素は腸内細菌叢や体内でも作られ、一部は腎臓保護に役立っていますが、毒物でもあります。
過剰な硫化水素が毒になることは科学的事実です。

@Wikipedia
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毒性は、化学的な反応性の高さによる皮膚粘膜への刺激性とミトコンドリアに所在するシトクロムcオキシダーゼの阻害が挙げられる。

シトクロムcオキシダーゼ阻害作用は非常に急速に発生する。高濃度での暴露を受けた場合には数呼吸で肺の酸素分圧が低下することによる呼吸麻痺を起こし、呼吸中枢が活動できなくなる結果昏倒に至る。この現象は「ノックダウン」とよばれる。皮膚粘膜への刺激性は中長期的な影響となり、気管支炎や肺水腫を起こす[8][9]。年余にわたる微量の曝露では変異原性が指摘されている[10]。
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※この実験では、二酸化硫黄(亜硫酸)や三酸化硫黄(硫酸)は調べることが出来ません。

硫化水素のみです。

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参照:https://www.facebook.com/satoshi.yamamoto.399488/posts/1904753612932310

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