ツイッターの反応に見る意識潮流~「反」から「脱」へ⇒本源可能性の追求へ

この間、ツイッターをやっていて感じる意識潮流を分析してみる。仮説だが、いよいよ本丸の脱近代観念⇒新認識に収束する意識が顕在化してきたのではないか?と思われる。

●2011年ツイッターを始めた頃
世の中的にツイッター、フェイスブックなどのSNSが急速に普及していった頃。当時は2011年3.11東日本大震災、2012年不正選挙など、問題意識発のツイートが主流。政府の無策、原発のウソ、民主主義の根幹を揺るがす不正など、現実否定、お上への批判といった内容のツイートが多くの反応を集めた。

今から振り返ると、政治不信、マスコミ不信といった「反」の意識が、マスコミに代わる共認形成の場としてSNSに収束していったのではないかと思う。ウソで固められた現実に対し、何かおかしい、本当のことを知りたいといった意識が顕在化したものと思われる。

●2019年現在
現在、反応が多いツイートは、健康・医療・食(西洋医療・科学不信)、教育・子育て(学校不信)、自然の摂理(地震や台風のメカニズム)など。政治不信、マスコミ不信といった政治経済系のテーマも根強い反応はあるが、かつてほどの盛り上がりはない。

2011年当時と比べても、政治家や官僚のスキャンダルは増えているし、人々の危機意識、体制への違和感は上昇している。しかし、単に現実を否定するだけのツイートは人気がなくなってきた。

おそらく、人々の意識が、もうお上を批判していても仕方がない。それよりも次の可能性を考えたいという意識に転換してきている。「反」から「脱」⇒問題意識発から可能性発への転換と言える。

注目されるのは、ガンやワクチンの嘘、学校は終わっている、地震や異常気象は人工的に起こせるなど、従来常識とされてきた考え方に対する疑問⇒新たな認識を発信したツイートの反応がいいこと。いよいよ、共認形成上の本丸であった近代思想・西洋科学といった観念にメスが入り始めたと考えられる。

●2020年以降の未来予測
例えば、最近反応がいいのが、日本人(共同体体質)の可能性(元来陽気だった)、学校に代わる教育(半業半学、早く社会に出る)、従来の常識に代わる新認識(人類の多地域進化説)など。

いずれも、単に現実を否定して批判だけをする内容から、何か新たな可能性を感じさせる内容のツイートに反応が集まってきているのが注目点。

おそらく、「反」から「脱」⇒問題意識発から可能性発への転換は年々加速していく。脱常識⇒脱制度⇒脱近代観念⇒日本人本来の本源可能性の追求という方向に人々の意識は収束していくだろう。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=352524

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