夫婦や家族という原点に戻ること・・・一番の原点といえばもちろん個人であり本人である。 しかし二番目に重要な原点であり社会要素は、おそらく夫婦であり恋人であり親子家族

夫婦や家族という原点に戻ること
 
思考の話をしていくうえで、まず原点中の原点に立ち戻ってこなくてはいけない。
一番の原点といえばもちろん個人であり本人である。
しかし二番目に重要な原点であり社会要素は、おそらく夫婦であり恋人であり親子家族であると思う。
これがうまくいってないのに、やれ社会をよくするだ医療を変えるだ、子どもを守るだ放射能と原発を防ぐだ、政治を倒すだ経済を立て直すだ権利を守るだ、何を言っても空論以外の何物でもない。
しかしカスというのは自分と自分の家族がよくない状況なのに、人に評価されたがる欲望の元に、実践しようとするからタチが悪い(笑)。
 
講演をしていてもどこで会食をしていてさえも、この問題は必ず聞かれる問題なのである。
健康を守って良い社会を作る上で身近なのに最も重要なこと、それは悪いものを食べないことでさえなく、良いものを食べることでさえなく、社会に情報を啓蒙することでさえなく、政治を変えることでさえない。
一番大事なのは極小単位である家族、つまり親子や夫婦の関係改善でありコミュニケーションの充実である。家族や伴侶とろくにコミュニケーションもとれていないのに、どうしていろいろな問題を解決することができるだろうか。
 
しかしよくある例として、片方の親が社会のおかしさを考えるようになり、砂糖や牛乳や悪い肉、野菜の質や電磁波や放射能などを気を付けるようになると、片方の親やじじばばは「気にしすぎ」とか、「オカルト」だとか、「しょうがない」とか、「そんなわけない」とか、「医者に任せとけ」とかという話になる。
この時点で彼らは家族など信頼していない人種だと、自ら宣言しているに等しいカスっぷりである(笑)。
これは予防医学を実践したり食育治療したり、社会を変えるための市民運動をやる以前ですっ転んでいるのだ。
 
社会毒の問題を認識しだした人たちも、自分が正しいということの主張や押し付けに走ることがほとんどである。
そうすると家族内で対立が起こったりする。
通常は子どもが生まれることがきっかけで社会毒を考えるようになることも多いので、妻側が先に気付くことが多く、夫側はエラソ風ふかしながらこれを拒絶したりする。
ここに最も足りないことはやはり知識ではなくコミュニケーションや会話であり、さらにいうと信頼関係そのものである。はっきりいえば妻よりも常識や医者を信じているわけなので、離婚した方がいいくらいにその関係は破たんしている(別に勧めているわけではないが)。
 
そんな家族が健康になったり、食べ物を変えて病気の予防をしたり、いわんや社会を変えるための行動が結果として出るなどありえないことである。
ストレートに伝えても反発を招くだけなので、それが誇張であっても噓であっても、真実より相手に「疑問をもたせ気付くきっかけ作り」が重要になることがある。
真実論者はその時点でまだ子どもだと思えることはとても大切なことだ。
しかしこれが分かったところで、カスからは全く脱却できていないところがまた面白いと言える(笑)。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2682552295161840

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