米は健康か不健康か

米は健康か不健康か
 
正月といえばお餅ですが、なぜもち米というのは粘るのでしょうか。
一言でいえば通常の米と成分が違うからであり、デンプンであるアミロースとアミロペクチンが通常の米だと2:8くらい、もち米はアミロースが1:9くらいになっているからです。
アミロースは少ないほど粘りが強くなる性質があります。
で、もっちりとして粘っこい餅を、焼いたり大根おろしをつけたり海苔をまいたり、きなこも雑煮もそうですが食べ過ぎてしまいます♪。
 
糖質制限食の考えではこのような米を食べるようなことは、糖分を大量摂取することにつながるという考えで、非常に忌避されます。
確かに健康上の理由でいえば一理あります。
しかし古くからの風習や家族団らんなど別の意味を考えれば、私は食べていいのではないかと思っています。
だいたい糖質制限食者みたいに、原理主義ど真ん中の食事ばかりしたくありませんしね。
そばも餅も彼らには無縁でしょうし♪。
 
私もいろんな食の本を書いて、糖質の過剰摂取、特に砂糖や直接糖、精製糖類摂取が多くなっているので、それを日々避ける努力をするようにしています。
また間接糖類(玄米や全粒小麦やホールフードの野菜や果実やイモ類など)も、摂りすぎないように考えています。
しかしそれは摂らないということではありません。
仮に病気になってもこれらの何が病気をもたらしたか、決めるのは困難なのですが、さらにいえばこれらを摂って病気になるなら自分の責任だと思っているわけです。
 
ではなぜ米は日本のシンボルのようになってしまったのでしょうか。
これには歴史の誘導的背景があります。
実は米は平和的シンボルではないということを知っていなければ、米がここまで賛美されるようになった理由はわかりません。
玄米や穀類ばかり食べて虫歯(慢性的に骨が腐っているようなもの)になったり、感染症や病気になっている人も多いし、農耕時代の人々が結核死が多かったのに、こう扱われる理由は支配者たちにとって都合がよいからです。
日本人は人が良いのでそれを信じてしまいます。
 
もしあなたが本当の意味で学びたい日本人なら、先住民がいかに強靭な体を持っていたかを調べ、先住民がいかに平和的で自然な発想を持ち、農耕民族がいかに支配的で侵略的であったかを調べ、米、麦、雑穀、その他の歴史と戦争の歴史の一致を鑑み、日本の支配者たちの長年にわたる米への捏造呪縛に目をそらさず、そのうえで肥大化した私たち人類が、どこまで穀類と付き合っていけばいいのか、考えることが重要でしょう。

参照:https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/2682547338495669

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