【アベノミクス】賃上げ額の3割超が高齢者世代への医療・介護・年金等の社会保険料の増加で帳消しに…平均給与額が23万円増加するも保険料負担も7万円増加

賃上げ3割超 帳消し
経団連調査、社会保険料増加で

働き手への賃上げ分の3割超が社会保険料の増加で帳消しになっていることが経団連の調査で分かった。2018年度の年収ベースの平均給与額は5年前より23万円増えたが、保険料負担も同7万円増加したため、給与の手取り額の伸びは16万円弱にとどまった。経団連は給付の効率化など社会保障改革の徹底を政府に求めていく方針だ。

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18年度の1人あたりの現金給与総額は551万3千円で、継続的な賃上げが始まる前の13年度より4.4%増えた。ただ高齢化に伴う医療や介護、年金などの保険料負担も同じ時期に10.0%増えて18年度は79万4千円となった。この結果、保険料を除いた手取り額の伸びは3.5%にとどまった。

経団連によると、大企業の賃上げ率は14年の春季労使交渉以降、2%台を保っている。ただ社会保険料負担もかさみ、現金給与総額に対する割合は13年度の13.7%から18年度は14.4%に高まった。経団連は、企業がコントロールできない法定福利費の増加は「社員への成果配分である賃上げによる所得増の効果を減殺している」と強調する。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO53848990W9A221C1EE8000/

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参照:http://hamusoku.com/archives/10166929.html

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