GMO食品を(表示義務はありません)ラベルから見分ける方法・・・世界で一番遺伝子組み換え食品を食べているのは日本人

これ、北海道の酪農家の方からの、6年前のある投稿に対する1つのコメント。

いよいよこれが役に立つ時代がやってまいりました。

GMO食品を(表示義務はありません)ラベルから見分ける方法についてです。


日本で現在輸入が認められている遺伝子組み換え作物は8種類。
トウモロコシ、大豆、菜種、ジャガイモ、ビート、綿、アルファルファ、パパイヤ。

このうち、ジャガイモはアメリカで商業栽培されていないので、ほとんど入ってきていないと見てよい。なお、日本で遺伝子組み換え作物の商業栽培は認められていないので、国産なら大丈夫。

アルファルファとは、牧草で飼料用。

ビート(=甜菜)は砂糖の原料。北海道産はもちろんnon-GM。

生食用はパパイヤのみ。
綿は食用にはしない。他は加工用。

大豆、菜種、トウモロコシからは、植物油脂がつくられる。絞り粕は飼料になる。
大豆からは、大豆レシチン(乳化剤)がつくられる。なお、豆腐・納豆・味噌・醤油などの原料としては、ほとんどnon-GMのものが使われている。

油アゲは大豆はnon-GMでも油はGMOと見てよい。

トウモロコシはデンプンになり、さまざまに加工される。

砂糖以外の糖類は、だいたいトウモロコシが原料と考えてよい。

水飴、ブドウ糖、デキストリン(ブドウ糖分子が複数繋がったもの。デンプンと水飴の中間)、異性化糖(ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖)など。

水溶性食物繊維もトウモロコシが原料。化学調味料の原料にも使われる。また、トウモロコシは家畜の飼料としても主要な部分を占める。

なお植物油でも、パーム油・オリーブ油・ごま油などはGMOではない。カルビーなどは遺伝子組み換え作物を使わないことを方針にしており、ポテトチップの揚げ油には、パーム油を使っているらしい。

こうしたことを念頭に置いて食品のラベルを見ると、遺伝子組み換え作物が使われているかどうかの予測がついてくると思う。

【写真】
6年前のある投稿。

Source:
https://kanazawa-organic.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/150904.pdf

参照:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2712210482205873&set=a.171097882983825&type=3&theater

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