南米先住民族の伝統的な幻覚剤DMTが「私たちの脳の松果体の中に存在している」ことが判明。人間の神秘体験や臨死体験を作り出しているのは、これである可能性

◆前感覚機能としての松果体

先端認識によると生物の脳内に存在する『松果体』は、原始生命の起点において波動情報の受信機能を担っており、後に生物が獲得した外部情報の受信機能である感覚機能(物理情報=触覚等や波動情報=視覚など)全ての前機能である。

それは、感覚機能以前の根源的知覚機能領域として、昆虫類の触覚の原機能やイルカ等の受発信機能、人類の気や予知の受発信機能と、生物の感覚機能の進化・発達や感覚以前の知覚認識において未だ、大きく関わっていると考えられる。

その松果体を形成しているのは主に「珪酸塩」であるが、その「珪酸塩」はケイ素・酸素・水素の化合物であり(水に溶けることで活性化する)無機生物や原初生命体とも考えられるソマチッドそのものである可能性がある。

◆松果体が脳内でアヤワスカを生成するメカニズムが意味すること

また、究極の性の和合領域やシャーマンの呪術領域では、世界や宇宙(全的対象)との融合・一体感を齎す事が知られているが、「松果体」そのものが対象世界と認識・意識=存在のバイパスであり、波動情報と物質情報を結び融合・置換する器官なのかもしれない。

この研究では、松果体自身が脳内でDMTを分泌することが明らかになった。これまでも先住民族のシャーマン等が「アヤワスカ=DMT」を飲んで、超体験を行なうことは知られてきたが、本来覚醒意識を開くメカニズムは人類の脳内に存在しており、アヤワスカはある意味その機能を強制的(或いは意図的)に発動するために用いられていたに過ぎないということだ。

以下「indeep」さんより抜粋引用

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◆脳の中には異次元をもたらす神経伝達物質がもともと存在する

何か「幻覚剤」というような言葉が出てきますと、LSD などに代表されるようなサイケデリック系ドラッグなどをイメージされる場合が多いと思いますが、今回の話題の中心となる「ジメチルトリプタミン (通常、DMT と表記)」というものは、そういうものとはまるでカテゴリーの違うものです。

この DMT というのは、もともとは南米アマゾンの先住民族社会で伝統的に使われていたもので、そこでの名称は「アヤワスカ」となります。これは今では、人間の「臨死体験」や、あるいは「神秘体験」などの視覚体験と関係している可能性が高いと科学的に調査が続けられているものであり、また、うつ病の治癒に劇的な効果を上げており、その面でも研究が続けられているものです。

ニューメキシコ大学の精神医学教授リック・ストラスマンによれば、1995年までに合計60人以上の被験者に対し400回以上に渡って、DMTを静脈注射で投与したところ、被験者の半数近くが地球外生物に遭遇したと主張している。

実験はアメリカ食品医薬品局の許可を得て行われた。ストラスマンは、人間の脳内にある松果体においてDMTが神経伝達物質の一種として生産され、宗教的な神秘体験や臨死体験と関連しているという推論を唱えている。

日本でも、1994年に放送されたNHKスペシャル『驚異の小宇宙 人体II 脳と心』(第6集:果てしなき脳宇宙―無意識と創造性)にて、アヤワスカを飲んだ時の世界をキャンバスに描くパブロ・アマリンゴを取材し、彼はアヤワスカが、植物のささやき、宇宙、体内、超生命体、霊的なものを見せる全世界の目であると語った。

このようなものらしいです。

◆このDMTが、私たちの脳の中で自然に分泌されることがわかった

のです。ニュース自体は新しいものではなく、今年の夏頃に報じられたものですが、今は時期的に、いろいろな科学メディアで「今年の科学的発見ベスト10」みたいなものをやっていまして、その中に選ばれていたことで知ったのです。

どうやら、私たちの脳には、「もともと神秘体験・臨死体験・絵画のような世界を見る」メカニズムが備わっているということらしいです。人間においても、「死亡する際にこの幻覚剤 DMT の脳内での分泌量が多くなる」ということになるようで、それが、死の際の視覚体験として「異次元に移行する感覚」が脳内で描かれるものなのかもしれません。

◆不可解な共通する視覚体験

それにしても、臨死体験の視覚体験が「多くの人たちで共通の視覚体験」だというのは、DMT の分泌が増加していたとしても不思議で、たとえば、幻覚剤で見る光景は、人によりさまざまであるはずなので、本来なら、臨死の際にも「さまざまな視覚体験をする」ほうが自然だと思うのですが、臨死体験は驚くほど多くの人々で似ている。

このあたりは、 DMT には「単なる神経伝達物質」というものを超えた何かがあるのかもしれません。そして、脳の受容体と DMT の組合せには、何かこう「現実的な非現実」が生み出される要素があるのかもしれないですね(ちょっとわかりにくい表現ですけれど)。

DMTは、脳の松果体からも分泌されるようですが、デカルトが「魂のありか」と言っていた松果体の秘密も次第にわかってくるのかもしれません。人間と動物が本来的に持つメカニズムというのは本当に奇跡的なものだとつくづく思います。

参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=352047

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