植物油について

よく植物油は安全で安心でヘルシーだと思っている人が多いですが、それは全くの錯覚だといわざるを得ません。また昨今流行となってきているココナッツオイルは、部分的には体に悪いばかりか日本人には合わない油の一つです。そもそも真弓先生も言われていますが、テレビで宣伝されるようになってきたものこそ、往々にして危険な食材でありココナッツオイルも例外ではないのです。ココナッツオイルには性ホルモンの阻害作用がありますから。


実はこれはココナッツオイルに限らず、パーム油などでも同じことが言えます。パーム油も比較的飽和脂肪酸が多いのですが、癌の促進作用が動物実験では確認されています。もちろん人間と動物は違うものではありますけど、少なくとも危険多き植物油として注意して損はありません。日本に古くからある植物油の菜種油、ごま油、大豆油なども体にいいとは言い切れないのですが、古い低温圧搾法で作られたものはいろんな良い栄養素が入ってくるので、完全ではないけどうまく使いこなせばよいかと思います。


本来植物油とは生ものであり、炒め物や揚げ物に使うものではない、というのが栄養学の基礎中の基礎になります。もちろん私だって天ぷらやから揚げを食べるときはありますが、できればその時はいい油を使いまわさず作りたいものです。スーパーで売られている植物油は遺伝子組み換えや農薬たっぷりで、プラスチックボトルに入ったごみの集まり、そりゃこんな油を使い、さらに高温調理に使っていればみんな病気になるに決まっています。


オリーブ油でさえ健康に良いとは限らず、癌のリスクは上昇するという動物実験結果もあります。同様の理屈でオメガ9の多いアボガド油などもリスクは上昇するかもしれません。東洋医学的に考えても南国でとれたものを加工する油は、日本人には合いにくいといえますし、量子医学エントロピー測定をしても、ココナッツオイルは日本人にはあまりあわないようです。植物油ならオメガ3の多いものの方がまだあいますし、オリーブ油の方がまだあうという風に測定結果が出てきます。


もう一つの記事ともリンクさせますが、油を健康面から考えるときは動物性油についても考えないとだめです。その動物性油の質と食べ方にまた複雑さがあるので、みな勘違いが横行してしまうということです。マクガバンレポートは実は嘘の塊なんですが、それが理解できる人はこのFBを見ている人でさえ、ほんの少数でしかないのですから。

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