安倍昭恵首相夫人「日本古来の『大麻文化』を取り戻したい」 →裏には何が・・・。

安倍昭恵首相夫人の『大麻文化』復活宣言。確かにその通りなのですが、電通出身の首相夫人の発言だと、どうも勘繰ってしまいます。米国では既に23の州で大麻が合法化、モンサントが医療用の遺伝子組み換え大麻の開発に着手しています。TPPの締結に合わせて米国からモンサント製の大麻が大量にやってくる前準備なのかも知れません。

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【日刊SPA!】安倍昭恵首相夫人「日本古来の『大麻文化』を取り戻したい」

 以前から、日本の伝統産業の復活に精力的だった安倍昭恵首相夫人。これまでもコメづくり、酒づくり、会津木綿や柳井縞の農作業着づくりなどにチャレンジしてきた。そして今、縄文時代から続いている日本の大麻づくりにも強い関心を持っているのだという。

「今年の6月、プライベートで鳥取県智頭(ちづ)町を訪れたんです。智頭町では、伝統的な大麻の栽培を復活させることで過疎化・高齢化対策、町おこしに繋げているということを知り、興味を持ちました」(安倍昭恵首相夫人)

◆「大麻で町おこし」を行う鳥取県智頭町

 鳥取県東南部に位置する人口約8000人の小さな町・智頭町では、寺谷誠一郎町長が中心となって町おこしを精力的に進めている。

 寺谷町長は、山や森に新たな価値を与えて町全体を“森の博物館”にしようと考えた。子供を山の中で自由に遊ばせる「森のようちえん」や、森の効用を科学的に数値化した「森林セラピー」といったプロジェクトを、住民を巻き込んでスタートさせたのだ。

「そして、いま町を盛り上げてくれているのは何といっても『麻』なんです」と寺谷町長は語る。

 大麻栽培を始めたのは2013年、この町に移住してきた上野俊彦さんが「栽培免許をとりたい」と寺谷町長に相談したことがきっかけだ。

「最初はびっくりしました。しかし大麻は古来から使われている『麻』のことなんだと。よくよく話を聞いて、さまざまな用途に使えるとわかりました。現在の産業用大麻は麻薬成分(THC)のない品種。安全な大麻で産業を起こせば、耕作放棄地の解決にもなると思ったんです」(寺谷町長)

 智頭町の歴史をひも解けば、60年前までは大麻栽培がさかんに行われていた。林業が低迷するなか、伝統産業を復活させたいと考える上野さんの支援を、寺谷町長は決意する。

◆麻はすべての部分を有効に使える植物

 現在も「麻布」「麻生」「多摩」など、麻にまつわる地名が全国各地に残っていることからもわかるように、かつて麻は日本人にとって生活の一部だった。「麻」とは大麻、苧麻、亜麻などの総称で、日本に自生するものの多くは「大麻」と呼ばれている。

「麻はすべての部分を有効的に活用できる植物なんです。麻布や麻糸が衣料として使われるだけでなく、茎の繊維は紙や断熱材、バイオプラスティックの原料にもなり、芯の部分は家畜の飼料や建築材にもなる。麻の種(実)は食品として活用できるし、油は食用油や化粧品、空気を汚さないバイオ燃料にもなります。

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