医学論文は背後で欧米製薬会社など医療マフィアに牛耳られ、彼らに都合の良いように粉飾・捏造・改竄されている。そしてそのことに、医師自身が気付かないほど洗脳されている。

人間の社会システムというのは、見方次第では、「情報、言語によるコミュニケーションシステムに呪われている」といっても過言ではありません。

その裏には、利権問題、権威主義社会の構造が潜んでいます。それらは「おカネ」に縛られています。

医学論文とて例外ではありません。

誰が悪いか?ではなく、社会構造そのもの、社会全体の倫理観、価値観の問題です。

「医学論文に書いてあるから正しいのである」、本当にそうなのでしょうか????

医者やクスリは病気を治せません。治せるのはあなた自身の体です。

医療界は権威世界(身分序列)であるが、医学論文がその評価軸になっている。しかしながら医学論文は背後で欧米製薬会社など医療マフィアに牛耳られ、彼らに都合の良いように粉飾・捏造・改竄されている。そしてそのことに、医師自身が気付かないほど洗脳されている。

「粉飾・捏造・改竄~間違いだらけの医学論文~リンク」より引用。
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私たち医療界の人間にとっては、権威ある医学雑誌に掲載される医学論文が非常に重要視されます。医学雑誌にもランク付けがあり、そのランクの高いものほど信頼性が高いと一般的には評価されます。つまり、一流のランクの高い医学雑誌に載るような論文はそれだけ「エビデンス」のある医学知識として広く認識されるということです。 その証拠に、様々な疾患における治療ガイドラインも欧米の一流医学雑誌に掲載された内容に沿って標準化されていることが多いのです。<中略> そして、医師にとっては一般的に高度な「専門性」を持っているということは、権威ある医学雑誌に掲載されている知識や治療法を身につけているということと同義なのです。

ではその信憑性はどうなのか?結論から言うと、残念ながら昨今の医学論文は粉飾・捏造・改竄だらけであり、信憑性もくそもありません。<中略>
そして臨床分野でももちろん論文の粉飾・捏造・改竄などしょっちゅうあります。
最近ではKyoto Heart studyといって、ノバルティス社から研究資金を提供してもらって、同社のディオバンという降圧剤を使った大規模な臨床研究を京都府立医大循環器内科が行っていましたが、その研究論文が実は捏造であったことが大々的にリークされ、松原教授が失職するという事件がありました。しかしながら、このような論文の捏造や改竄は残念なことではありますが、日本だけでなく世界中で日常茶飯事で行われていることです。それが明るみに出ていないだけです。

そして一流雑誌に掲載される医学論文は決して中立ではなく、臨床研究に資金を提供している製薬会社の影響を強く受けてしまうのです。
どういうことかというと、まず製薬メーカーにとってマイナスなイメージを与える臨床結果は論文として発表されないということがあります。実際に製薬会社がスポンサーとなった研究で都合のよい結果が出た論文は、製薬会社と利害関係のない独立機関が行った研究論文より4倍も多く医学雑誌に掲載されているそうです。実際アメリカでは医薬品の承認に至る科学的根拠となる臨床実験や論文の問題が詳細に調査され、報告されています。その主な内容は、
「多くの論文が製薬会社スポンサー、または第三者である医学出版系のゴーストライターによって書かれており、その論文は医師や研究者の名を借りて一流誌に発表される」
「医薬品による副作用や死亡率は論文などに公表されたデータと製薬会社内の本当の実験データとで相違があり、公表されたデータの方が少なく見積もられている」
「医学論文や学会に公表されるデータに関して、都合の悪いデータは見かけ上低くなるような統計処理が行われている」
「製薬会社との利害関係に言及していない論文が大半である」
など、製薬メーカーにとって聞けばマイナスとなるような事実ばかりだったそうです。
また、薬剤や医療機器に関する研究の発表論文においても、企業にとって都合の悪いデータは多くの場合意図的に無視されており、それが実際の医療行為に影響を与えているという報告もあります。<中略>

さらに、医学論文の一部がゴーストライターによって執筆されているということがあります。「一流医学誌に掲載されている著明な研究者たちによる論文の多くが、実はビッグファーマに雇われたゴーストライターが書いたもの」であることが指摘され、その問題提起がある学会で行われたということが日経メディカルの記事に載っていたのを読んだことがあります。 また、これは日本のマスコミや医学会では無視されていることですが、タミフルがインフルエンザ患者の入院数や死亡数を減らせるとした論文もデータ処理はタミフル製造元であるロシュ社の社員が行い、論文の文章はゴーストライター専門の会社と契約して書かれたものであることが以前から指摘されており、<中略>

以上のように、私たち医師が「エビデンスがある」と思っている(思い込んでいる)医学論文が実は真実とは限らず、むしろ逆に製薬会社が資金提供しているような研究論文はそれ自体が「バイアスのかかった」ものであり、真実ではないと考えた方がよいのです。
とは言え、実際には現場の医師がひとつひとつ専門性の分かれた研究論文を自分たちで詳細に検討しているヒマなどないでしょう。またそんなヒマがあったとしても、医学論文は様々な統計学を駆使したデータで構成されていますから、十分な統計の知識がないと、医学論文に載せられている全ての数字を追いかけて検討することなどほとんど不可能でしょう。ですから、「専門医」と言われる医師でさえ、一般には専門とする分野のプロフェッショナルと思われていそうですが、実際には数字のマジックなどに騙されており、間違った医学論文によって教育(洗脳)されているのです。
また、以前の記事でも指摘したように、私たち医師が医学生時代に学ぶ基礎知識や研修医時代以降に学ぶ臨床知識でさえ、これら医学論文を基にした知識が植え付けられる部分が多くあるため、日常診療での医療行為ですら誤った理解や認識の下に行っている可能性だってあるのです。ですから、今の医学の「常識」と思われていることでさえ、これら粉飾と捏造と改竄だらけの医学論文の誤ったデータや知識から成り立っているということを考えると、やはり現代医療を盲信し過ぎることは危険極まりないと言わざるを得ません。

しかしながら、今の現代医療(医薬業界)がメルク、ファイザー、グラクソ・スミスクライン、ロシュ、アストラゼネカ、ノバルティス、ジョンソンアンドジョンソンなどの巨大製薬メーカーによって支配されていることを考えると、既得権益側にいる医師や研究者にとってそれらのビッグファーマにとって都合の悪いことを言うことはその世界で生きていけなくなることを意味します。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=328613

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