男性の精子レベルの著しい低下。「西暦2060年に男性の生殖機能はこの世から消滅」する。

男性の生殖能力が科学者の予想を超えて減退しているとのこと。これは日本に限らず世界中で起こっていることらしい。

日本においてはみなさんご承知の通り、高度経済成長の産めや増やせやを通過し人口減少、少子化が叫ばれています。

しかしながら、これは国内の日本人の総数が減少していることであり、実は国内の外国人の占める割合は年々増加し、地方の自然豊かな土地、例えば北海道なんかは、中国人の富裕層に軒並み買収されているとのこと。中国は○○省と、土地の名がついていますが、もはや北海道が北海省になるのでは?ともいわれています。

この土地の買収の背景には「水」も関係しています。もはや石油の時代は終わりが見えている状態であり、次は世界的に水不足が到来するであろうことを見越した動きなのです。

さて、それはそうと男性生殖能力の減退から世界人類は滅亡するのではないか?とまでささやかれているようですが、個人的には原因の一つとして「雄性不稔」があげられると思います。

「雄性不稔」とは、野菜における人為的技術のことです。実はほとんどの人が触れることはありませんが、わたしたちが普段口にしているスーパーなんかで売られている、形、大きさ、味が整った野菜というのは奇形の野菜がほとんどです。どのような奇形なのかというと、先に述べた、雄性不稔つまり、男性生殖能力が欠如した奇形なのです。

この雄性不稔は野菜を大量に効率よく生産するのに必要なもの(具体的な工程ははぶきます)なのですが、ミトコンドリアに異常をきたした、男性生殖能力を失った奇形を増やす技術でもあります。

この雄性不稔が始まった時期と、男性の精子の減少し出した時期が実は一致しており、精子の減少はミトコンドリア異常をきたした雄性不稔野菜の摂取が原因なのではないか?と言われています。

勿論、この雄性不稔の個体からでる花粉や個体そのものは人間だけが食べるわけではないので、すべての生命体に言える危険因子でもあります。

雄性不稔について詳しくはコチラ

リンク

最近、イスラエルのヘブライ大学の大規模調査で、「男性の精子数の減少が予想を超えたものである可能性」を示す結果が発表されました。

欧米ではいろいろな形で報道されていまして、中には上の BBC のように「人類の絶滅」というような言葉を使うものもありますが、今回は、研究の内容を客観的に取りあげていた記事をご紹介します。

なお、今までも「男性の精子の数の減少」については、多くの研究があり、たとえば下は 2013年のフランスの研究です。

1989年-2005年までの精子数の減少(フランスでの研究より)

・dailystormer.com

このように「 30%くらい減っている」というようなことが言われたりしていたのですが、今回のヘブライ大学の調査結果は以下のように「最大で 60%の減少」という衝撃的なものです。

1973年から2011年までの精子数の推移(今回のイスラエルの研究)

・academic.oup.com

まずは、記事をご紹介したいと思います。

Huge drop in men’s sperm levels confirmed by new study
The Conversation 2017/07/30

新しい研究によって確認された男性の精子のレベルの激しい低下

エルサレムにあるヘブライ大学の新しい研究によると、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの男性の精子数は 1973年から 2011年にかけて 50% – 60%も減少していることがわかった。

このデータは 42,935人を対象に分析して得られたが、驚いたことに、アジア、アフリカおよび南米の男性では、精子数の低下は見られなかった。しかし、これらの地域からの収集データ数は限られている。

全体としては、今回の研究結果は非常に厄介な報告となっているといえる。

男性の精子数が減少しているかどうかに関しては、これまで科学者たちの間で議論が長引いていた。しかし、今回の研究がこれまでと異なるのは、そのデータ分析の質だ。

それは体系的に行われ、これまでの研究に影響を与えた問題のいくつか、それは精子の数の数え方や、また数十年間の長い期間でおこなわれた研究との比較も行い、男性の精子数について統計的に説明しているのだ。

そのようなこともあり、今回のヘブライ大学のデータに関して専門家たちは、提示されたデータが高い品質を持ち、その結論は驚くべきであるにも関わらず信頼できるものであることに同意している。

いったい男性の精子に何が起きているのか?

男性の生殖機能の異常の増加については、医学界には長年の懸念がある。そこには、精巣がんの増加などもあるが、男性の精子数の減少は、これらの増加と一致しており、この懸念に重みを加えている。

男性の生殖機能は、何らかの攻撃を受けており、近年その機能が急速に衰退している。

実際、精子数に関する現在のデータが論理的に帰結していくとすれば、2060年には、男性はほとんどまったく生殖機能を持たないことになってしまう。

なぜ、男性の生殖機能がこのようなことになっているのかについて明確な説明がされたことはないが、最も合理的な要因としては、環境の変化だと考えられている。

現在の研究では、男性の胎児は特に汚染物質への曝露の影響を受けやすいことを示唆している。胎児の早期に胎内で起きる事象は、成人になってから非常に重要な影響を及ぼす可能性がある。

明白なのは、なぜ精子数の減少が起きているのかを知るためには、今よりもはるかに多くの研究が必要であるということだ。男性の生殖機能を増加に転じさせるための緊急の転換が必要だ。

しかし、男性の精子数の減少は明確に示されているとはいえ、すべての研究がこれを示しているとは限らない。たとえば、地理的な違いがあるわけで、その地理的な違いは何によるものであるか、そこには遺伝的差異であるかもしれないし、特定の汚染物質への暴露などがあるかもしれないが、それらを判断することが重要だ。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=328545

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