【オプジーボ 危険】オプジーボを使えばどんな人にでも、どんながんにでも効果があって、治るかのようにマスコミでは言っていますが、多くの問題があります

ノーベル賞の受賞でがんの免疫治療薬オプジーボが画期的ながんの治療薬として話題になっています。

 オプジーボを使えばどんな人にでも、どんながんにでも効果があって、治るかのようにマスコミでは言っていますが、多くの問題があります。

 製造販売している小野薬品のオプジーボの添付文書の7ページに書かれている肺がん(扁平上皮がん)の35例の有効率です。

1、完全奏効(腫瘍がすべて消失し4週間以上持続する)が0%。
2、部分奏効(投与前の腫瘍の大きさが100%として50%以下に縮小し4週間以上持続する)が9例25.7%。
3、安定(投与前の腫瘍の大きさが100%として50%以上に縮小または、125%以下に増大となり4週間以上持続する)が10例28.6%。
4、進行(投与前の腫瘍の大きさが100%として125%以上に増大または、新病巣の出現)が16例45.7%でした。
 3の安定の10例28.6%は、50%に縮小から125%に増大した、のどれかと4の進行の16例の増大率は不明なので小野薬品に問い合わせたところ「この情報は公開できない」とのことでした。

 125%に増大した例まで「安定」と定義する日本癌治療学会の効果判定基準そのものに疑問があります。
 オプジーボを投与して元のがんの大きさから125%以上に増大したのは、16例45.7%もあります。
 オプジーボを使えば、ほとんどが完全奏効でがんが消えるか、部分奏効でがんの大きさが50%以下に縮小するかのように言われていますが、がんが消える例はなく50%以下に縮小するのは約4分の1しかなく、がんが125%以上に増大した例が約半分あるのです。これでは通常の抗がん剤と効果は変わりません。

 マスコミではオプジーボで効果があるのは2割から3割、としか言っていませんから残りの7割8割はがんの大きさが変わらず効果がない、と思われるでしょうが、約5割はがんが小さくなるどころか逆に大きくなっているのです。
 オプジーボを使用して効果があるか効果がなく増大するかを事前に予測することはできません。
 また、この効果判定基準は投与して4週間の効果ですから、4週間後に増大するかもしれません。

 そしてマスコミでは、副作用が少ないかのように言われていますが、添付文書の3ページには下記などの副作用が100以上明記されています。
「間質性肺炎、重症筋無力症、大腸炎、甲状腺機能障害、腎障害、脳炎中毒性表皮壊死融解症、静脈血栓塞栓症・・・」などです。中には重い副作用での死亡例もあるようです。使用するのであれば、治ると期待するだけでなく副作用や副作用死も覚悟して使用すべきです。
 
 なお、オプジーボの有効成分の製造方法については、添付文書に「本剤は遺伝子組換え技術により、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される」と書かれています。遺伝子組み換えによる未知の有害物質による副作用の可能性も考えられます。

 以上のような情報は間違った陰謀説や、医学的根拠の乏しいことがよくありますが、この情報は製薬メーカーの添付文書や日本がん治療学会の判定基準を元にしています。

小野薬品のオプジーボの添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/180188_4291427A1024_1_31.pdf
日本がん治療学会の判定基準
http://www.jcog.jp/doctor/tool/C_150_0010.pdf#search=’固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン’

 添付文書には上記の症例の患者さんの条件や、他のがんの有効率などが掲載されていますので、上記のアドレスから確認できます。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1781979538596133&set=a.484932258300874&type=3&theater

シェアする

フォローする