【注目すべき書籍の紹介】砂糖の歴史 ・・・エリザベス アボット (著), 樋口 幸子 (翻訳)


砂糖の歴史

エリザベス アボット (著), 樋口 幸子 (翻訳)

内容紹介
奴隷貿易の象徴だったサトウキビ栽培を中心に、原産のポリネシアから米国の食文化、現代のエタノール燃料の原料となるまで、世界を大きく揺さぶり続けた砂糖産業と消費文化を克明に描く。

 序 章
第1部 西洋を征服した東洋の美味
 第1章 「砂糖」王の台頭
 第2章 砂糖の大衆化

第2部 黒い砂糖
 第3章 アフリカ化されたサトウキビ畑
 第4章 白人が創り出した世界
 第5章 砂糖が世界を動かす

第3部 抵抗と奴隷制廃止
 第6章 人種差別、抵抗、反乱、そして革命
 第7章 血まみれの砂糖————奴隷貿易廃止運動
 第8章 怪物退治————奴隷制と年季奉公制
 第9章 キューバとルイジアナ————北アメリカ向けの砂糖

第4部 甘くなる世界
 第10章 砂糖農園の出稼ぎ移民たち
 第11章 セントルイスへ来て、見て、食べて!
 第12章 砂糖の遺産と将来

訳者あとがき
参考文献

内容(「BOOK」データベースより)
その魅惑的な「甘さ」に秘められた重く厳しい道のり!奴隷制を中心に、人口分布、経済、環境、政治、文化、倫理などさまざまな分野で「世界の地図」を塗り変えてきた砂糖産業と消費文化のすべて!世界を大きく変えたサトウキビと砂糖の壮大な物語。

著者について
カナダの歴史学者、ジャーナリスト。女性問題、動物愛護、環境問題などをテーマに主要な新聞雑誌に寄稿。おもな著書に『結婚の歴史』『愛人の歴史』『ハイチ』など。1991年にナショナル・マガジン賞を受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アボット,エリザベス
カナダの歴史学者、ジャーナリスト。ハイチで教鞭を執るかたわら、ジャーナリストとして砂糖農園労働者や自然破壊に関する記事を執筆した。女性問題や社会的公正、動物愛護などに深い関心を寄せ、精力的な著作活動を続けている。「グローブ・アンド・メール」紙、「トロント・スター」紙をはじめ多くの新聞や雑誌に寄稿し、1991年にナショナル・マガジン賞(環境問題部門)を受賞。『砂糖の歴史』は2009年に、カナダの文学的ノンフィクションを対象とするチャールズ・テーラー賞の最終候補に選ばれた。トロント在住

樋口/幸子
東京生まれ。早稲田大学卒業

参照元:Amazon(砂糖の歴史)

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