【悲報】スマホやPCのブルーライトの「失明リスク」のヤバさが新研究で判明!そもそもブルーライトが目に悪いとされるのは何故?

■スマホを見ているだけで失明!?

>米・トレド大学の記事(8月8日付)によると、ブルーライトが目の光受容細胞内で有毒な化学物質を生み出すことを明らかにした同研究は、学術誌「Scientific Reports」に掲載された。
「我々はブルーライトに継続的に曝されています。目の角膜や水晶体はこのライトを妨げたり、反射したりすることができません。ブルーライトが目の網膜を傷つけることには何の秘密もないのです。我々の実験はどのようにそれが起こるかを説明しました。この研究が加齢黄斑変性の進行を遅らせる点眼薬の開発などに役立てば良いと考えています」
そう語るのは、同大学の化学者アジット・カルナラトネ助教授だ。加齢黄斑変性は米国で毎年200万人以上が発症し、失明を引き起こす主要な原因の1つになっているそうだ。通常は、ビタミンEの誘導体であるαトコフェロールが細胞の死滅を防ぐが、加齢とともに免疫システムが弱まることで、ブルーライトに対抗する力が無くなっていくという。
「目がブルーライトに曝されると、膜組織上の情報伝達物質が分化し、網膜が光受容細胞を殺してしまいます。光受容細胞は目の中で劣化しません。それが死ぬと、永遠に死んだままなのです」(研究チームのカスン・ラトヤナケ氏)

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上記の例にもあるように、ブルーライトは人体に悪影響を及ぼすと言われています。
その影響は、目だけに留まらず真皮にまで到達してシワやたるみの原因になると言われているほど。
ブルーライトカットレンズなどの登場と、普段のパソコンによる眼精疲労からブルーライトが体に悪いと言うことを知っている。もしくは聞いたことがあると言う人は多いのではないでしょうか。
しかし、ブルーライトが実態として何者なのか。何故人体に悪影響を与えるのかと言うことに関しては、知らない人も多いと思います。
今回は、ブルーライトの正体と何故目に悪影響を及ぼすかについて考察したいと思います。

■ブルーライトってなんぞ?
そもそも、ブルーライトとは何なのでしょうか?
その正体を探る鍵は、可視光線にあります。
可視光線とは文字通り見ることが出来る光。人間に見える光のことです。
逆に見えない光の例を述べると、遠赤外線や紫外線と言ったものがあります。
人間が見ることが可能な可視光線の中でも、最も波長の短い光がブルーライトです。
波長が短いとどんな性質を持つのでしょうか。
波長の短い光線は、粒子にぶつかりやすく散乱しやすい特徴を持ち、
波長の長い光線は、粒子にぶつかりにくく、散乱しにくい特徴を持ちます。
この性質をわかりやすく示したのが、空の色です。
日中は太陽との距離も比較的近くなるため、空気中のホコリや塵によって散乱した青い光が空一杯に広がることで青い空になります。
しかし、夕刻になると太陽との距離が離れます。
そうすると、青色の光は人間には捉えられない範囲で大気中に散乱し、残った波長の長い光線である赤い光が空に映るので、赤い夕焼けになるのです。

それでは、なぜ波長の短い光が危険なのでしょうか。
それは、ブルーライトの性質が紫外線に類似しているからです。
ブルーライトよりも更に波長の短い光こそ、紫外線なのです。
つまり、ブルーライトは目に見える光線の中で最も紫外線に近い光なのです。

■人間の目の性質が、ブルーライトを危険なものにする
紫外線とブルーライトの性質に、そこまで大きな差はなく、その性質は非常に類似したものです。もちろん、発光元の太陽とLEDでは光量に大きな差がありますが、その蓄積が問題となるため、軽んじられるものではありません。

次に、人間の目に話を移します。
人間の目は、見えている光に対して、その明るさを一様に感じ取っているわけではありません。人間の目にとって、濃紫・深紅といった色は本来より暗く見え、逆に黄緑のような色は明るく見える性質があります。
それに対して、青色LEDから発せられる光は圧倒的にブルーライトの割合が大きく、黄緑と言った色は少ない割合で発せられます。
つまり青色を暗く捉えてしまう人間の目の性質とも相まって、瞳孔を開いた状態で強烈な光エネルギーを持つ青色光を浴びることになってしまうのです。
UVカットの付いていないサングラスを付けた状態で太陽を見ると、紫外線によって目が焼かれてしまう話がありますが、青色LEDは裸眼の状態で同様の状態を作り出してしまうわけです。

■対策するには?
ここでは二つの方法を提示したいと思います。
1つ目は、シンプルにサングラスをかけることです。
ここで言うサングラスとは、青色の反射に優れた黄色のサングラスのことです。
黄色は眩しさを押さえる上で、有効に働きます。
ちなみに、青色は眩しさを押さえるのには適しません。
青色のサングラスを好む人は多いと思います。しかし、青は眩しさを押さえることには向いていないため、もっと濃くしてくれという注文が絶えないそうです。
しかし、いくら濃くしても眩しさは解消されず、最後は濃すぎて何も見えないサングラスが完成したと言う話があるほどです。
眩しさを防ぐには黄色のサングラスをお勧めします。

2つ目は、眩しさを中和する栄養素。「ルテイン」の摂取です。
この「ルテイン」という成分は眩しさを中和するために網膜付近に大量に存在しているのですが、人体で生成することができないため、体外からの摂取が必要となります。
眩しい光を中和するたびに消費されるため、年を取ってきたときほど体外摂取が必要になってきます。
ルテインを多く含む食材としては、ケール>ホウレンソウ>>ブロッコリーなどが上げられます。

現代は情報が溢れ帰る情報飽和社会であり、スマホ・パソコンを使わないことは難しいのが実態でしょう。
冒頭で述べられたような症状に陥らないためにも、可能な対策を施して上手に付き合いたいですね。

引用・参考元
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http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=338350

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