本来この世界に日本という国は存在しない。そこにあるのは大和の国だった。

本来、この世界に日本という国は存在しない。そこにあるのは大和の国だ。日本という国は聖徳太子が言った「日出ずる国」を中国人が解釈した名前であり、「ジパング」も「ジャパン」という呼び方も同じだ。

その当時の日本には、邪馬台国や富士王朝などたくさんの国が存在していた。その中の1つに日之本王朝という国があり、その場所は現在の福島を中心に栃木、群馬、宮城、岩手、山形に跨がる蝦夷民族の国であった。

その日之本王朝をだまし討ちの形で滅ぼしたのが大和朝廷であり、最終的には、北海道を除く地域を掌握した王朝である。この大和朝廷は福井を拠点とした白山王朝を中心に、島根、鳥取を拠点とした出雲王朝、大阪府交野市にある星田妙見宮に落ちた隕石により壊滅状態に陥り、後に白山王朝に吸収された近畿の倭(やまと)王権から成り立った王朝である。

それに対し、協力したのが「呉」と呼ばれる渡来民族を中核とした「秦氏」である。その拠点は岡山県を中心に広島、愛媛、香川、徳島、高知に跨がる耶麻都(やまと)王朝であった。

この日之本王朝、大和朝廷、耶麻都王朝の3つの王朝が、今まさに和合する時期に来ている。そのために必要なのが「禊」であるため、日之本王朝は和合できるのかを、ここ数年を掛けて試されており、大和朝廷と耶麻都王朝に関しては和合するための「禊」が始まった。

これら全ては「思い上がり」を質し、人々に氣付かせるためである。それが整えば新しき「大和の国」が誕生するであろうが、もし出来なければ、坂を転げ落ちるように日本という国は亡くなるであろう。これからの数年がその分かれ目となる。心して掛かれ。
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七夕神事を執り行った際に、審神者(サニワ)である長典男さんに降りてきたメッセージの続きです。

前回は『男とはなにか?女とはなにか?それがわからぬのなら、人として生きよ』というメッセージの解説をしましたが、今回は後半に降りてきた『日本という国はなく、大和の国』について。

メッセージの主(ここでは天之御中主神[アメノミナカヌシ]と関係する存在)によると、この日本列島には日本という国は、存在しておらず、現代における日本は中国がつけた名前の名残であり、今も本当の日本は「大和の国」であると。

ただ、この大和の国が、今はバラバラの分離状態が続いており、そのうちの1つが歴史的にも有名な大和朝廷。

歴史の教科書では、西暦350年頃に大王(オオキミ=後の天皇)による大和朝廷は誕生し、日本統一をしたとありますが、この大和朝廷はいくつもの王朝が合併した連合国家のようです。

中心にあるのは朝鮮半島から分離した王家である北陸の福井を中心とした白山王朝、そして山陰を中心とした出雲王朝、さらに近畿地方を中心とし、西暦535年に予言された隕石によって壊滅した倭王権の3つから成り立っているそうです。

隕石で壊滅した倭王権は、世界的ベストヒットとなったアニメ「君の名は。」のモデルとも言われています。

北陸(白山)、山陰(出雲)、近畿(倭)の連合国家に力を貸したのが、秦の始皇帝の流れをくんだ渡来人、古代ユダヤとも繋がりの深い「秦氏」が中心となった耶麻都(やまと)王朝です。

耶麻都王朝は、瀬戸内海を中心とした山陽、四国のエリアを統治していた勢力であり、この2つの「ヤマト(大和・耶麻都)」によって滅ぼされた反対勢力が、東日本の福島を中心とした関東・東北エリアの日之本王朝であるといいます。

日之本王朝の中心的民族は、古代縄文からの流れをくむ、蝦夷民族となります。

渡来系戦闘民族によって構成された西日本の大和朝廷と縄文系調和民族である東日本の日之本王朝の争いは、最終的にはモレ、アテルイをはじめとする蝦夷(えみし)の時代にまで続き、西日本の大和朝廷によって、日本は北海道以外は表面的には統一されていきます。

やがて、渡来系も縄文系もすべてごちゃ混ぜで、すべてひとくくりの日本人として今に至っていますが、DNAの流れなのか、霊統なのか、なんとなく自分自身が、どの系統の流れなのか、どれが何%、どれが何%くらいのハイブリッドとか、人それぞれ感じるところがあるかと思います。

俗に言う、濃い顔や薄い顔、目の色(縄文人は目が茶色)だったり、肌の色やら性格やら色々ありますが、でも結局はDNAの特徴として表面的には出ていても、みんなごちゃ混ぜの日本人であるのに違いはないと思います。

それにしても、大地としてもフォッサマグナを中心に西日本と東日本は分かれていますが、王朝、民族としての流れとしても、大きな違いがあって、今もエネルギーとしての統合は完結していないと読んで取れます。

その間にあって、どちらでもない中庸・中立のポイントに八ヶ岳があるのも、なんとなく納得ですが、いずれにしても、今は表には出ていない3つの王朝で構成された日本、正式には大和の国が統合されるかどうかのタイミング。

福島県での原発事故、宮城県沖を震源地とする、東北地方を襲った東日本大震災は、蝦夷民族(日之本王朝)が統合に向けて試されていた禊であるとメッセージの主はいいます。

そして、現在起こっている西日本の地震や豪雨などは、大和朝廷と耶麻都王朝の「禊(みそぎ)」として、これもまた統合に向けての最後の試練であると(もちろん大勢犠牲者が出ている中で、この理由だけで片付けられる出来事ではありません)。

これが東日本は関東大震災や首都直下型地震、さらに富士山の噴火、西日本は南海トラフ地震など、その禊がどれほどの段階にまで進んで終着するのかわかりませんが、すべては「氣づき」のためであり、この禊が経て、日本人の意識も変わって日本は初めて真の統合となり、調和的な時代がやってくる。

日本は世界の雛形、己の意識が変われば日本人の意識も変わり、日本人の意識が変われば日本が変わり、また世界も大きく変わる。

地球、宇宙そのものの大きな変化のプロセスの中で、今は様々な出来事が個人的にも社会的にも起こっています。

平成が終わって、大和の国元年が始まるでしょうか・・・。

「3つの王朝よ、早く統合してくれ」

と願うよりは、自分自身の内側を統合するのが、すべての統合の近道。それぞれの心、魂、DNAの中にも3つの王朝は存在していて、その統合が日常的にも試されています。

苦手なあの人は、もしかすると古代から対立する民族同士の違いもあるのかもしれません。

現代社会に馴染めないのは、競争や対立を知らない民族の流れを強くくんでいるのかもしれません。

それもまた、自分自身にとっての試練、禊であり、これらも乗り越えて調和を生み出せたら、それもまた3つの王朝が統合するエネルギーの1つになっているのかもしれません。

大事なのは広く深い世界観を知りながらも、目の前の現実に焦点を合わせて今をバランス良く生きること。

とはいえ、今回突如として降りてきたメッセージが、日本というものを知る上での1つの参考情報となればと思います。
(天下泰平「日本という国はなく、ここは大和の国である」より転載)

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