病院で殺される・・・たった半日の投薬代で22万円も病院から請求が来たんですよ。危篤状態の患者は病院にとって荒稼ぎのチャンス。


病院で殺される

点滴殺人(病院で殺されるより抜粋)
特別養護老人ホーム(特養ホーム)から提携病院に送られ、半日で悶絶死したHさん(84歳・女性)の悲劇。その死の謎を追い詰めていくと、老人医療の〝闇〟が浮かび上がってきた。2008年7月24日、「脱水症状」という名目でK病院に緊急入院させられた。すぐに17種類もの点滴投薬剤リストが示された。それらは1週間連続投与されるメニューだった。84歳の老人に、いちどに17種類もの薬剤を投与しようとしたこと自体、仰天ものだ。Hさんは投薬予定の1週間どころか入院して半日足らずで苦しみながら息を引き取った。 
 
さらに、ほぼ全薬品で巧妙に「併用禁忌」「併用注意」薬剤を組み合わせていた。「併用禁忌」等とは、併用すると相乗作用で重篤副作用を生じる薬剤の組み合わせ。その順列組み合わせ例が414例にも達した。偶然では絶対ありえない。遺族は、これら多量の薬剤による薬害を疑った。しかし、このカルテを精査した内海聡医師(内科医)は、薬の内容は二の次、三の次という。彼はカルテを見た瞬間、驚いて叫んだ。「これだけ点滴したら死にますよ! いわば故意の〝殺人〟です」彼の「意見書」の鑑定は、次のとおり。「6時間で2410㎖の点滴がされている」「これは常軌を逸しており、老人に対する点滴としては、殺人に匹敵する行為です」
 
「これだけ大量点滴を短期間に入れれば『確実に死ぬ』ことは医学研修生でもわかります。医者ならだれでも知っている。知らなきゃバカです」同医師は「意見書」でも断言している。「本来、老人の場合は、1200~1500㎖程度を、1日量として、様子を見ながら投与するのが常識的」という。6時間ならその4分の1の300~400㎖弱が「適正量」となる。それに対してHさんは約2400㎖と6~8倍も大量注入された(それも17種類の薬剤とともに!)。「意見書」は続く。「老人は潜在的に心機能、腎機能が落ちていることが疑われるので、さらに注意して点滴をする必要があります」
 
「体の中で〝溺死〟する、ということですか?」と、尋ねると「そういうことです……」。まさにカルテ記載の「肺水腫」がそれ。輸液は肺にまで溢れたのだ。
「高ナトリウム液(リンゲル液)中心に急速投与されているので、老人の体では対処しきれません」(意見書)その結果、何が起こるか──。「医原性『うっ血性心不全』になります。循環血しょう量が一気に増えるので、体が対処できず、脈が上がり『肺水腫』になり、呼吸状態は悪化します」(意見書)まさに、そのとおりの経過をたどってHさんは苦悶死した。内海医師は、こう結論づける。「本ケースは『医療』とは呼べない『殺人行為』と断じてもよい」「患者が死亡するであろうことは、卒業したての研修生でも容易に想像することができる」(意見書)
Hさんの長女は「たった半日の投薬代で22万円も病院から請求が来たんですよ」と憤る。じつは危篤状態の患者は、病院にとって最後の〝荒稼ぎ〟チャンスなのだ。「助からない」とわかると、ここぞとばかりに多種大量の薬剤をぶちこむ。いちいち注射などまだるっこしいことでは、間に合わない。だから大量点滴に混ぜて注入する。かくして病院での臨終患者の姿は、点滴チューブ、人工呼吸器、各種測定コードなどなどでチューブまみれとなる。これを病院関係者は〝スパゲティ療法〟と呼ぶ。 

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