私は親の操り人形だから自分の感情を殺して親の言いなりに生きるんだ:優秀なあまり親の期待が大きすぎて過干渉な親ですべての行動を支配されていた

「私は親の操り人形だから、自分の感情を殺して親の言いなりに生きるんだ」と言った子がいます。
その子は、感受性豊かで、詩を綴っていました。
しかし、優秀なあまり親の期待が大きすぎて過干渉な親で、すべての行動を支配されていたのです。
自分の意思を表すところは、親に内緒のネットの世界・・・
そこで思いのたけを綴っていたのです。
このようなお子さんはとても多いですね。
親の思い通りになれなくて・・・
おかしな子だと言われ、精神薬を服用させられていたのです。
服用すると気持ち悪くなるので飲まないというと、飲むまでしっかり親が見ていると言います。
そして・・・
どんどん動けなくなっていきました。
親が子どもを、自分とは別の独立した存在としてみることができないということは、子どもの境界を認めないということになります。
親と同じ価値観を持ち、同じように感じろというわけです。
これは特に10代の子どもにとってはつらいことです。
その年代には、自分自身を見つけるための手段として親とは別の行動をとろうとするものです。
このことを理解できずに、お子さんが自分の思う事をやろうとすると、親の生き方や価値観への挑戦と受け取ったり、屈辱だと受け取る親がいます。
このような親の元では、どんな形であれ、親とは違う考え方や行動をすると親に拒絶されることになるのです。
親が子どもに自分のかなえられなかった夢をかなえてほしいと望むこと
これは、自分の人生の延長と考えていてお子さんの人生との境界を認めていないということになります。
親の期待や要望が間違っているという意味ではなく、選択の仕方、決め方が間違っているのです。
結果ではなく、その決め方が問題なのです。
そこには、お子さんの自由な選択がないということなのです。
お子さんの意思が無視されていることに問題があるのです。

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