人類の視力の限界は?

つい1万年前まで洞窟に隠れ住んでいたであろう人類が、暗闇の中でどのように仲間の表情を読み取っていたのか?焚き火の炎、開口から差し込む外光、驚異の視力(暗視)など考えられるが。

現在でもアフリカのマサイ族などは暗視能力や遠距離のものを識別する視力を持ち合わせているらしい。
おそらく、始原人類は外圧状況からしても、マサイと並ぶ若しくはそれ以上の視力を有していたのではないだろうか。
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●実際に日没後の林は真っ暗。日本のように近くの街から漏れてくる明かりは一切ありません。目の前に木があることすらよく見分けられません。明かりを付けて探そうとすると、ショウガラゴは驚いて警戒心を露わにして固まってしまいます。そんな時でもマサイの人たちは照明なしで見付けられるから不思議です。彼らが指差す先に、超高感度のカラーカメラを向けると・・・ショウガラゴが見つかりました!

●木星を回る4つの衛星(月)を裸眼で見分けるといいます。
地球から木星まで149,597,870キロメートル。
アフリカケニア南部からタンザニア北部に住むマサイの戦士ジョフリ・ディライさんは視力8.0を記録したらしい。インタビューによると、彼は飛んでいるハエの足1本1本が見えるという 
●通常の方法では計測不能であるが3.0~8.0程度と推測されており、優れた暗視能力も併せ持つ。
これはサバンナで家畜を猛獣などの危険から守るために常時眺視(遠くを見つめること)を強いられる生活を送っていることが主な要因である。都市に住んでいるマサイ族が平均1.0程度の視力しか持っていないことから考えても、遺伝的な要因は薄い。
●世界の限界調査ショーにおいて、マサイ族・ハッザ族・トゥルカナ族の3族の代表者による戦いで、マサイ族キヴゥンさんが距離1834mに成功し、視力11.0で優勝。
※直径25cmのランドルト環を使用、隙間5㎝の方向を、1800mはなれて視認できたらしい。

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