現代人は休息不足・・・栄養ドリンク、エナジードリンクを飲んでまで頑張ってませんか?休息こそ最高の栄養

栄養よりも休息を優先するとき

疲れているときは栄養剤よりも、とにかく休みたい。栄養剤飲めばなんとか一時的にしのげるかもしれないが、本当に欲しいのは休息。過度な仕事とストレスの多い現代人はこのように思う人も多いことでしょう。

そういう意味ではファスティングとは単に絶食というわけでなく、消化器官や肝臓をはじめ各臓器を休ませるということにも等しいのです。確かに疲弊した臓器に栄養を送り届けることも大事かもしれませんが、私たちが疲れたときにまず欲しいものはどちからとえば、休むことです。それと同じように臓器たちも休みたいのです。

副腎だって疲労時にはビタミンCを送りこまれたら嬉しい反面、そんなことよりもまずは少し休ませろよというのが副腎の本音のはずです。副腎が疲労する前にはたいてい脳疲労が起きています。脳は高次機能をもった臓器であったとしても、文明社会特有の多くの情報処理に日々追われ、多くの人が実は疲弊しきっています。

たとえば、私たちのオフィスを想像してみてください。仕事しているときはデスクの周辺が散らかります。ゴミも溜まってきます。身体の組織や細胞も同じで、ずっと働かせられていれば、細胞にも老廃物や不要タンパクが溜まったままです。これらの大掃除には、オフィスと同じで、一旦仕事を休まないとできない仕組みなのです。

仕事と掃除は同時にはできませんし、仕事が長期間続いていればゴミもたくさん増え続けているため、それだけ休みの時間(=大掃除の時間)も増やす必要があるのです。

オフィスでたとえ高機能の掃除道具を与えられていても大掃除の時間がなければあまり意味がないように、たとえ高濃度の栄養を与えられていても大掃除する時間(つまり休みの時間)がなければ正常な環境を維持できないのです。普段の掃除は表向きな外見上の掃除ですが、大掃除は今まで行き届かなかったところや細かいところまでできる掃除です。

定期的なファスティングはオートファジー効果を高め、細胞中の不要となったタンパク質をリサイクルしたり、デトックス機能を高める働きがあります。何より臓器や消化器官を休ませるという大きな効果があるのです。

疲れたときは与えることではなく、できるだけ休ませてください。それが何よりの栄養だったりするのです。

※ファスティングは多くの人がやるべきだと思っていますが、中にはファスティングをやってはいけない人もいますので、指導のもと行うのがいいでしょう。

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