無調整豆乳の買い置きはやめたけど、今日は野菜たっぷり自宅で豆乳鍋・・・w
【 豆乳 】
よく発酵食品は放射能に効果があるといわれますが、その一方でよく議論に出されたり質問に挙げられるのが豆乳です。結論から先に言ってしまえば豆乳は牛乳よりはましですが、基本的に体にいいというものではありません。
あくまでも嗜好品のレベルであり、そもそも豆乳を飲むということ自体、欧米文化にかなり染まっているという言い方もできます。
基本的に豆乳は豆腐の原料であって、そのまま飲むものでは本来無いものでした。
大豆は植物の中でも非常に生物毒が豊富な植物であり、抗栄養素といって動物に捕食されない栄養素を備えています。
代表的なものがレクチンやサポニンと呼ばれるタンパク質で、加熱しても分解されないそうです。これが大豆が健康に良くない、豆乳が健康にいいとは限らないといわれる理由の一つです。
レクチンやサポニンは発酵の過程で分解されますから、味噌や醤油のような発酵食品で摂る分にはこれらは除外されています。つまり日本人は過去の歴史の中で大豆の生物毒に気付き、その毒性をできるだけ除外しながら、大豆の栄養素を効率的にとれる方法を探していたのです。
その答えが発酵食品であり微生物であり、だからこそ日本は世界で一番大豆の発酵食品をもっているわけです。
私も豆乳鍋などは時折食べますが、健康健康と思って食べているわけではありません。
日本人としては健康オタクとしては豆乳を取るよりも、日本古来の発酵食品の方が栄養学的にも遺伝的にも向いているでしょう。
あくまでも嗜好品としてとらえながら、食と健康を考えるときはまず何よりもとってはいけないものを除外することを考えてください。
たとえば砂糖、お菓子、ジュース、牛乳、GMO、質の悪い肉、トランス脂肪酸、放射線汚染が強い食品、農薬まみれの野菜、炭水化物が多すぎる食事です。
ちなみに病気の人はこの程度では足りませんので、状態によって使い分けることが重要です。