「腹六分目」の少食で、動物が癌で死なない体になった

医者が癌になった際、9割以上の方が西洋医療では無く民間療法を選択すると言います。
民間療法には「食事療法」 「温熱療法」 「オゾン療法」 「ビタミン療法」などなど沢山種類があります。
中でもはっきりとした効果があるとされ最近注目を集めているのが「食事療法」
というより少食療法といった方が正しいかもしれません。
最近は動物(ペット)も癌になる時代と言われますが、腹六分目の状態では癌や感染症になった動物はゼロという報告があります。「腹八分目ならぬ腹六分目」可能性を感じます。
『断食の「医療的価値」を知るための図書 【「腹六分目の少食にすると、動物が癌で死なない体になった」という癌研究報告 】』
---------------------------------

少食や断食が癌治療に有効するのは、すでに癌研究報告で正式に報告されています。
 動物実験で「腹六分目の状態だと病気を治す力が非常に高くなり、腹六分目は癌や感染症で死亡した動物は皆無だった」という癌研究報告は、物凄い真実を打ち明けています。

 これ、どういう意味だか分かりますか?

 これは「腹六分目の少食にすると、動物が癌で死なない体になりましたよ!」ということを言っているのです。
 人間の体も動物ですから同様に当てはまりますし、断食で癌が治った患者さんは多くいましたが、それは、少食や断食といった『食べない方向性』に進めて行くと癌で死ななくなるという仕組みが動物の体の中にあったからです。それが、今では癌研究報告で正式に発表されているわけですから、凄い時代になりました。
 甲田光雄博士は、このように言われていました。

 「癌は一筋縄ではいかない。玄米ご飯と菜食で癌を克服するのは無理で、生菜食と断食を組み合せるしかない。」

 甲田光雄先生がここで言わんとされていたのは、

「癌というものはマクロビオティックのような “玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)” が如き食事療法では助からない人もいる。玄米菜食のお料理で癌を治すのは無理である。
 癌から生還するのに必要な食事療法は『生菜食の力』を活かすことであり(ビタミン・ミネラル・酵素の大量摂取による「代謝の賦活」や「血液浄化」など)、『少食の力』や『断食の力』まで組み合わせないと、癌を克服するのは難しい。」

 ということなのです。

 今や、少食や断食が癌の改善に大きく有効するのが癌研究報告によって正式に発表されていますが、甲田光雄先生が長年の数々の臨床から導き出された上記の意見はやはり真実であったのです。

 甲田光雄先生のお弟子さんは「癌による食事で一番生還率が高いのは『飢え』でした」と語られています。
 甲田光雄先生のもとで修行している時に、実際にいろいろな癌患者さんの臨床を見てきたそうです。
 その中で、癌の生還率が一番高かったのは「飢えた癌患者さん」だったそうです。
 つまり、「自分に飢えの状態を与えた人」ということです。
 これは、「少食や断食に真剣に努めることができた人」「食べなかった人」ですね。
 食べる時には『癌治療に適する食事』を少食で食べ、あとは極力何も食べないで、自分の体を意図的に「飢える方向」へと持って行った人、「飢えの状態」をなるべく長く持ち得た人、そういう癌患者さんが癌から生還しているケースが多いのです。
 この貴重な臨床の姿はゆめゆめ甘く見てはならないことであり、癌から生還するための『重要な答え』が含まれています。

 要は、「飢えとけ!」ってことです。「肉体を飢えさせよ!」ということなのです。
 私の言う「食べない方向性をしっかりと持ち得てください(少食や断食を活かしましょう!)」ということなんです。

 そう言えば、食物があまりない発展途上国には飢えた人々がまだまだ多いのですが、そういう「飢えのある国々」には、癌をはじめとした様々な現代病はほとんど存在していないのです。こういうところを見ても、実地的な『癌の答え』が潜んでいるように思います。
 やはり、欧米型の現代食・過食・飽食は癌をつくり、癌を悪化させるのでしょうし、発展途上国の人々がしているような伝統的な粗食・少食・飢えは癌を防ぎ、癌を改善させるのだと思います。
 日本も昔、まだ日本人が伝統的な和食の少食を時代に強いられていた頃、当時の日本は「飢えが適宜にあった時代」でしたが、日本もこういう時代には、まだ癌がほとんど存在していませんでした。
 こうした世の実地を率直に見つめるならば、「飢えは癌を防ぎ、癌を改善させる」という点に帰結できるはずだと思います。そして、これこそが、実地が教える『癌のありのままの答え』であると、私には思えるのです。

シェアする

フォローする