お乳(母乳)が必要なのは、人間の赤ちゃんが離乳期を迎えるまで。「牛の母乳」を化学的に加工し、高温瞬間殺菌された「牛乳」は「化学物質」「有害物質」ですから、「異物」として排出されます。

☆ 乳が必要なのは離乳期を迎えるまで ☆

お乳(母乳)が必要なのは、人間の赤ちゃんが離乳期を迎えるまでです。

それまでの間、赤ちゃんは自分に必要な栄養を母乳から吸収します。

特に、誕生後、分泌される初乳には、人間に必要な免疫物質が含まれております。

この初乳をいただくことで、赤ちゃんは「健康を維持できる人間」となることができます。

さて、乳の成分であります乳糖は、そのままでは消化吸収されません。

乳糖を、グルコースとガラクトースとに分解させるラクターゼという消化酵素があります。

つまり、このラクターゼの分解作用によって始めて、母乳は赤ちゃんに人間として必要な栄養を与えています。

さて、歯も揃い、固形食を食べられるようになりますと「離乳」となります。

赤ちゃんが、いつまでも母乳を飲んでいますと、「吸乳刺激」によって分泌されるホルモンが排卵を抑えてしまい、次の子の妊娠ができなくなります。

人類繁栄・子孫繁殖のための「自然の摂理」です。
自然(神仏)のご慈悲あふれる采配に感謝申し上げます。

「離乳期」に入りますと、ラクターゼが分泌されなくなります。

これは赤ちゃんを強制的に「離乳」へと導くためです。
離乳期に入りますと、ラクターゼが分泌されないのですから、母乳をいくら飲んでも栄養として吸収されません。

つまり母乳は必要の無いものであり、異物・有害なものと判断され、急いで排出されます。
これが下痢です。

まして「牛の母乳」を化学的に加工し、高温瞬間殺菌された「牛乳」は「化学物質」「有害物質」ですから、「異物」として排出されます。

ですから、牛乳を飲むと、おなかの中がゴロゴロしたり、下痢をする人がいますが、これは至極当然なことであり、人間の正常な生理です。

ここに例外があります。
穀物が栽培できない風土の中で、やむを得ず、代用食として肉食をしなければならなかった人たちです。

この人たちは古くから肉を食べ、それに付随して牛や羊の乳を飲むようになり、離乳期を過ぎても、ラクターゼがある程度分泌されるようになりました。

肉は腸内で腐敗してしまいますので、これを早く排出してしまうため、腸が短くなり、下剤として牛や羊の乳を必要としています。

日本人が、離乳期後も牛乳を飲むようになったのは「明治」以降です。
日本人の生理は、このような短い間では変わりません。

「離乳期」が来ましたら、ラクターゼは分泌されません。

自然の摂理で、せっかく、離乳期を迎えたのですから、さっさと乳離れいたしましょう。

さて、貴方様は「乳離れは、もう、終わりましたか?」

「自立」していますか?

大人になりましたか?

離乳期を迎えましたら、母乳も「有害」です。

まして「牛乳」は仔牛も飲まない、化学物質である毒物です。

さて、現在、一般的に市販されています牛乳は、高温瞬間殺菌法で製造されています。

牛乳が商品として流通するためには「ある一定期間、腐らない」ことが必要です。

そのために殺菌しなければなりません。
更に「より早く大量に販売」ということで超高温瞬間殺菌になりました。

つまり、殺菌、それも超高温ですから、無菌状態となり、人間に必要とされている乳酸菌もありません。

その上、生乳中にあったビタミンやたんぱく質も変形したり、壊されています。
最早、牛の母乳ではありません。

「腐る」のが自然であり、
「腐らない」のは不自然です。
単なる化学物質です。

☆ カルシュウムは、どこへ行ってしまった ☆

離乳期以後、乳糖はグルコースとガラクトースとに分解されないのですから、牛乳に含まれているカルシュウムは人間の体内には吸収されません。
それだけではありません。
牛乳にはカリウムが多く含まれています。

一方、カルシュウムが骨に定着するためには、ナトリウムが必要です。
ところが、カリウムとナトリウムは相対立し、犬猿の仲です。

ですから、牛乳にカルシュウムが含まれていても、牛乳中のカリウムが、体内にあるナトリウムを追い出してしまい、それと一緒に、カルシュウムも抜けていきます。

つまり、他の食べものから摂取されたカルシュウムも排出してしまいます。

結局、牛乳を飲めば飲むほど、カルシュウムが不足となり、骨はやせ細り、骨粗鬆症になりやすくなります。

牛乳をしっかり飲んでいる子供たちに骨折が多く、世界で最も牛乳の消費量が多い、北欧の人たちの骨折率は、日本人の4~5倍であるという事実が証明しています。

骨粗鬆症になる人に、牛乳愛飲者が多いことは数多く報告されています。

和多志たちに必要なカルシュウムは、玄米・野菜、昆布やワカメなどの海藻類から摂取するようにしましょう。

☆ 美味しいですよね!ヨーグルト? ☆

ご承知のように、ヨーグルトやチーズは、乳糖がグルコースとガラクトースとに分解されている乳製品です。

ここで問題となるのが、分解されたガラクトースです。
ガラクトースは、ガラクトキナーゼなどの酵素によってグルコースに変換されて始めて、消化吸収されて、和多志たちのエネルギー源となります。

残念ながら、この酵素も離乳期になりますと分泌されなくなります。
行き場を失ったガラクトースが、目の水晶体に定着し、白内障の原因となります。

多くの日本人は「ヨーグルトは、体に良い」と刷り込まれております。

特に年配のかたは、その思い込みが強いようですが、残念ながら、ヨーグルトは典型的な「病因食」です。

因みに、ブルガニアには、ヨーグルトを作る「菌」があります。

ブルガニアに生まれ住む人たちに必要なものですから、その風土が必要な菌を育成します。
ブルガニアの人たちは、ヨーグルトを必要としているから、食べているだけです。

さて、イギリスで2000年に出版された「自分の命は自分で決める」(著者ジェイン・プラント:地球化学専攻の教授)という書籍が日本で翻訳出版されました。

著者は、乳がんに罹病し、3度も再発し、手術・抗がん剤治療を受けても、根治しなかつたのですが、牛乳及び乳製品を摂取しなくなってから根治したという著者の体験談です。

「乳がん・前立腺がんの原因は、病因食である牛乳及び乳製品の飲食」と断定しております。

翻訳書籍は「乳がんと牛乳」(佐藤章夫訳 径書房 2008年10月刊)です。

先日もある会合でお合いしましたかたは「前立腺がんと診断されましたが、手術する必要がないと医師に言われ、更には転移もしていないと言われた」と喜んで話しておられました。

同席したかたがたは「それは良かったですね」と笑顔で拍手をされておりました。

そこで和多志が「ガンは全身の血液が汚れる病氣ですから、転移していないことは有り得ません。ただ、今の医療では発見できないだけです」と伝えました。

更に「牛乳や乳製品を好んで摂取していませんか」と聞きますと、
「ヨーグルトが大好きです」との答え。

和多志は「そのヨーグルトが前立腺がんの原因ですから、直ちに止めるべきです」と勧めますと「肉は止めることは出来ても、ヨーグルトは止められない」との答えでした。

このかたは、60代の男性で会社社長さんですが、完全にヨーグルト中毒です。

この社長さんは、今後、前立腺がんが進行し、手術・抗がん剤治療を受けるという定番コースを突き進んで、これらの「ガン治療」で早期に「処理」されていくこと間違いありません。

ですから離乳期を迎えましたら、牛乳及び乳製品は病因食となりますので、速やかに「乳離れ」をしましょう。

母乳から自立して、母親から自立する準備を推進します。

同じ、醗酵した食べものでも、日本人に必要な「納豆」を作る「納豆菌」は日本に存在します。

日本人に必要だから、日本の風土が育てていただいています。

「納豆」は素晴らしい食べものです。

日本人は、毎食時、必ず、一粒一粒、良く噛んで食べましょう。

生命を生み、育んでいただいている風土に感謝。

和多志たち生命は、他の生命をいただくことでしか、自分の命を繋ぐことができません。
植物も動物も同じ命です。

しかし、食物連鎖という「自然の摂理」に従って、人間を始めとする草食(穀物)動物は、植物をいただくことが許されています。

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