【注目すべき書籍の紹介】花粉症は1週間で治る!・・・溝口 徹 (著)

花粉症は1週間で治る!

溝口 徹 (著)

「花粉症は1週間で治る!」の書評

溝口先生の新刊「花粉症は一週間で治る!」を献本いただきましたので、さっそく読ませていただきました。僕の感想を書かせていただこうと思います。

まずこの本は花粉症の患者を対象に、どうすれば花粉症を改善できるか、その方法が書かれています。花粉症の治療というと、特別な薬や外科治療法を使うようなイメージですけど、溝口先生がそんな本を書くわけがありません。オーソモレキュラー療法で花粉症を治す方法が書かれています。

オーソモレキュラーとは、日本語で言うと「分子整合栄養医学」といって、身体が正常に機能するために必要な栄養素を、分子レベルで十分に供給することによって、健康を回復しようという考え方。カナダの精神科医であったエイブラム・ホッファーと、2度のノーベル賞を受賞したライナス・ポーリングによって創始されました。

今回は花粉症に的を絞って書かれていますけど、その内容は心身の健康にとって不変的な内容です。体の不調というのはその部分単独で起こるのではなく、全身的な問題の一症状でしかないと、オーソモレキュラーは考えます。ですから花粉症を治すということは、体の不調の根本問題を治すということになるのです。

とはいえ、今回特に溝口先生が強調されているのは、ビタミンDの役割について。実は僕も昔はひどい花粉症で、ひどい時は常に鼻をかみ続けて鼻の下がひどく荒れたり、目の周りが腫れ上がったりしていました。ところが新宿溝口クリニックで潰瘍性大腸炎の栄養療法を行ったところ、潰瘍性大腸炎が完治したどころか、花粉症も改善しました。

そうはいっても完全に症状が無くなったわけでは無く、マシにはなったけどやはり目のかゆみと鼻水は残っていました。そこれ溝口先生が処方してくださったのが、ビタミンDでした。ビタミンDを、最初は8錠くらいまとめて摂って、その後は一日2錠ずつ飲んだところ、花粉症の症状が非常に和らぎました。

今回この本を読んで、なぜビタミンDがこれほど効いたのか、その理由がよく分かりました。ちなみに今ではビタミンD無しでも花粉症の症状は出なくなっています。

僕の潰瘍性大腸炎も、花粉症も、見事に治してくださった溝口先生には、感謝しかありません。皆さんにもオーソモレキュラーの素晴らしさを知ってもらいたいと思います。その初めに、まずは本書を読まれてみるのも良いでしょう。その効果は僕が自信をもって受け合いますから。

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ツライ花粉症とは今年でサヨナラ!

新宿溝口クリニックで実践されている栄養療法を駆使した「花粉症」治療の理論と効果を、
症例を交えて紹介する。著者は新宿溝口クリニックの院長で、栄養療法「オーソモレキュラー
療法」の第一人者。自らも重度の花粉症であったが、このメソッドで完治した。

いまや4人に1人が苦しんでいるという、国民病ともいえる花粉症。多くの治療法や治療薬
が存在するが、それらはあくまで対症療法であり、中には人体に危険なものもある。花粉症
発生の仕組みを説明しつつ、根本治癒を実現できるビタミンDを中心とした栄養療法の実例・
実績を明かす!

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
1964年、神奈川県に生まれる。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学付属病院、国立循環器病
センターを経て、1996年、痛みや内科系疾患を扱う辻堂クリニックを開院。オーソモレキュラー
療法の第一人者である。2003年には日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニック
を開設する。栄養学的アプローチで精神疾患や内科系疾患の治療にあたるとともに、患者・医師
向けの講演会や、アスリートのための栄養指導もおこなっている。
著書には『「うつ」は食べ物が原因だった!』(青春新書インテリジェンス)、『がんになったら
肉を食べなさい』(PHPサイエンス・ワールド新書)、『この食事で自律神経は整う』
(フォレスト出版)、『9割の人が栄養不足で早死にする!』(さくら舎)などがある。

参照元:Amazon (花粉症は1週間で治る!)

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