脳は相互にテレパシーで結びついている

脳には、言葉以前の次元である潜在思念を直接やり取りできる機能が備わっているという。確かに、録音した会話を別の人間が聞くと全く繋がっていないといった現象はよく耳にする。もしかしたら会話は補助的な位置づけであり、言葉によって会話をしているのではなく、潜在思念を脳が直接やりとりするテレパシーが存在しているのではないか。

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女の勘、刑事の勘など、人には他人の心の内を直接見抜く瞬間がある。偶然や当てずっぽうで済まされてしまう場合がほとんどだが、この度、そんな常識を覆す驚きの研究結果が発表された。英紙「The Telegraph」(6日付)によると、英・シェフィールド大学の精神科医ディグビー・タンタム教授の研究により、人間の脳はwi-fiのように互いに結びつき、直接相手の心を感じ取っていることが明らかになったというのだ!

■我々の脳は相互に結びついている

 タンタム教授によると、コミュニケーションにおいて言語の持つ役割は限定されており、ちょうどポーカープレイヤーが沈黙する相手を見て、カードを予測するように、言語外の要素こそ重要な役割を占めているという。ここでタンタム教授が注目するのが「インターブレイン(相互脳)」という概念である。

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「私たちは他人の感情や、他人が意識を向けている事柄を直接知ることができます。これは、脳が他人の脳と直接に結びついているからです。私はこのことをインターブレインと呼びます」(タンタム教授)

 タンタム教授によると、インターブレインは“偶然の漏出”に由来し、臭いにかかわっているという。恐れ、病気、性的興奮などによって体内に微妙な化学変化が起こると、その分子が放出される。その分子が最もニューロンが集中しているエリアである脳の前頭前皮質を触発することで、相手が何を言わずとも相手の状態を感じ取ることができるというのだ。

「視覚からの情報は後頭部で処理されますが、嗅覚の受容器は脳に直接結びついています」(タンタム教授)

■宗教経験もテロリズムもインターブレインが原因

 また、人々がサッカーの試合、コンサート、宗教儀式に集団で引き込まれるのも、インターブレインのためだという。こういった集団の中にあると、自分の視点、時間、空間、能力を超越するかのような経験をすることがあるが、これは脳が集団モードに入るからとのことだ。

 ある人が殺人やテロといった残虐行為を働くこともインターブレインで説明することができるという。憎悪、嫌悪、怒り、軽蔑といった感情はインターブレインの能力を無効化し、他人の視点に立って考えることを不可能にしてしまうのだという。

 さらには、そもそもインターブレインの能力を持たない人間も存在するという。自閉症患者はインターブレインの能力を持たず、直接相手の心を知ることができないため、コミュニケーションが円滑に行えないのだという。

 恐ろしいことに、タンタム教授によると、Skypeなどの映像チャットが、インターブレインを妨げ、コミュニケーションに害を及ぼす危険があるそうだ。チャットにおいて見えている相手の顔は必ず現実よりも遅れており、どんなに遅延の少ない状況であっても、現実からミリ秒後の映像を受信者は見ているからだという。それに、映像からは相手の発する臭いを嗅ぐこともできない。これにより数万年かけて獲得されたインターブレインの能力を損なう恐れがあるというのだ。

 女の勘や第6感などの存在を科学的に解明する糸口を見出した今回の発見はオカルト的にも意義あるものだろう。今後の研究で、さらなる事実が明らかになることに期待したい。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=332890

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