アメリカが100年間禁止にしてきた「大麻」が解禁された意味 ~ロックフェラーの衰退~

●アメリカはやっと「大麻」の使用を認めた
2012年12月、アメリカで画期的な法案が可決。
カリフォルニア州とアラスカ州で同時に行なわれた。
「個人的な利用目的に限り、マリファナの所持と使用を認める」
法律が成立した。
そして、2013年以降も、解禁の余波は続いている。
大麻に関するものは意図的に間違った情報が流布された経緯もあり、日本国内でもそれを用いた人間は精神を病み、身体を崩壊させ、廃人のようになって衰弱死するといった危険な覚せい剤と思われてきた。
しかし、実際には多くの研究で、マリファナの毒性はタバコよりも少なく、依存性はアルコールよりも低いことがわかっている。そのため他の多くの国々ではすでに取り締まりはしておらず、未だに厳しく取り締まっているのは日本とアメリカくらいなのだ。
●なぜ、大麻が他の薬物と一緒に100年も禁止されてきたか?
<理由>
1.ロックフェラー勢力が、石油化学製品の台頭を狙っていた
2.石油から作った医薬品を主流にするため
上記2点より、良質な繊維と燃料が取れ、医薬品としての効能を持っていた大麻は極めて邪魔な存在だった。
日本では、マリファナ・大麻は医薬品としての使用が禁止されている。
しかし、大麻はれっきとした伝統的な医薬品なのだ。
アメリカでは医師の処方箋があれば、薬局で合法的に大麻を入手することができる。
そしてアメリカでは、慢性痛患者の約1割が大麻を使用している。
世界における薬物取締りに熱心なアメリカは、一方で麻薬の一大生産国でもある。
大麻は、流通価格で約5兆円規模(国内流通量は年間5000~6500t)だ。
●大麻がアメリカで解禁=ロックフェラー統制が緩み始めている
アメリカの刑務所はすでにどこも満杯で、これ以上受刑者を抱える余裕がないという現実がある。しかし、害のない大麻も法律で禁止されている以上、使えば逮捕される。逮捕者が年間数十万人おり、2011年度では66万人に上った。そうした摘発に予算や人員を割いている余裕はなく、できれば大麻を合法化して解禁したいと考えてきたが、市民投票では常に僅差で否決された。つまり、ロックフェラーがそれを許さなかったのだ。それが今回、2つの州で可決されたということは、闇の勢力がもう抑えきれなかったということだろ。
●大麻をいまだに過剰規制をしている数少ない国「日本」
本来日本では全国的に大麻が栽培されており、それは主に産業用途としてでした。大麻の用途は広く、重宝する農作物として紅花、藍と並び、3草に数えられていました。
ところが、GHQの統制下で、突然、大麻の禁止が言い渡された。単なる農作物であるものをなぜ禁止しなければならないのか、当時の行政官は困惑したに違いない。大麻規制は他の薬物とともに国際規制として進めていたアメリカの方針の意味もありましたが、実はその裏には真の狙いがあった。というのは、日本においては大麻は単なる農作物ではなく、それは神社と結びついた神聖な植物だったからです。それはマニラ麻でもサルザイ麻でもなく、大麻でなければならなかったのだ。
●他の麻ではだめで、大麻でなければならないのはなぜか?
大麻だけが持っている「カンナビノイド」という薬理成分が重要である。この成分効果により、政府広報のプロパガンダが「嘘」であることがわかる。大麻には神経を保護し、あるいは傷ついた神経を再生し、成長期後には増えないとされている脳細胞を新生させる作用がある。
実際に大麻は、麻薬患者の治療や、薬物依存症による離脱症状の緩和ケアに効果が認められている。つまりこれが何を意味しているかというと、精神を高揚させ、神経を保護、修復、再生し、非常に鋭敏な状態にさせる作用があるために、高次元との意思疎通を図る重要な意味があったのだ。古来、人間の歴史において、神官や巫女、シャーマンといった人々は、高次元とつながるためにこうしたある種の植物を用いた。精神性を高め、高次の世界とつながるために、大麻は欠かせないものだった。
参考資料(リンク

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