食の危険性:思っている以上に「体に悪い食品」ランキング。 ガム、卵、惣菜、回転寿司・・・

ポテトサラダなどの惣菜を食べた人々がO157に感染した事件など、話題の食中毒。食品によっては重篤な症状に陥ったり、死に至る危険なものもある。また、健康のつもりで食べていたものが実は体に害があったりと、意外な食べ物が身の回りに溢れている。賢者たちが避けている危険な食品をランキングした!

清涼飲料水や出来合いの煮物は肝機能障害の要因に

 口がさみしいとき、眠いときについガムやタブレットに手を伸ばしてしまうが、徐々に体内を蝕んでいくという。科学ジャーナリストの渡辺雄二氏が話す。

「タブレットやガムは添加物の塊。特に危ないのは、人工甘味料のアスパルテーム。アメリカではアスパルテームを摂取した消費者から頭痛やめまい、不眠、視力低下、味覚障害を起こしたという苦情が相次ぎました。複数の研究者から脳腫瘍を起こす可能性があるだけでなく、発ガン性の疑いも指摘されています」

パッケージの成分表には配合の多い順に添加物が記載されていて、アスパルテームが前のほうにある商品も多い。つまり、それだけ高い割合で入っているのだ。

 パックに入った卵は「量が多そうだから」と、ついLサイズを選んでしまうが、実は「卵は小さいほうがいい」とは管理栄養士の梅原祥太氏。

「Lサイズの卵は大きな鶏、つまり年をとった鶏しか産めません。大きくなるまでに遺伝子組み換え飼料や抗生剤を多く与えられ、その成分が卵にも入ってしまう。こうした成分が人の体内に蓄積されれば、生活習慣病や老化の原因になってしまいます」

 体に悪そうなコンビニ飯だが、やはりイメージどおりのようで。

「コンビニのおにぎりや弁当のご飯には、ご飯の保存性を高めるためグリシンなどの添加物が使われています。基本的には、添加物の少ないご飯を主食にすることをオススメします」(内科医・大和田潔氏)

また、フードプロデューサーの南清貴氏は清涼飲料水やお惣菜の危険性を指摘する。

「清涼飲料水や煮物などのお惣菜には、砂糖より安価なぶどう糖果糖液糖という添加物が使われています。これらは果糖を濃縮して作られていて、吸収する際に肝臓に非常に負担をかけ肝機能障害を起こすリスクがあります」

 そして、危険なのは市販の食品だけではなく、外食も同様。

「激安居酒屋では野菜の鮮度に注意したい。某居酒屋のマニュアルでは、『古い野菜で茶色く変色した部分を取り除いて提供しろ』と書かれているほど。100円回転寿司も、例えばネギトロなどは安い赤身に植物性油を2割ほど混ぜて提供しています。酢飯には大量の塩と砂糖も使われているので、当然思っている以上に体に悪いです」(食品安全教育研究所代表の河岸宏和氏)

ついつい食べてしまいやすいから、なおさら注意が必要だ。

<つい食べてしまいがちな危険な食材ランキング>

1 正体は添加物の塊。ガム、タブレット、のど飴

2 薬品漬けの年寄り鶏から産まれたLサイズの卵

3 添加物も多量に一緒に握るコンビニおにぎり

4 体に悪い甘味を砂糖に代用した清涼飲料水、お惣菜

5 古い野菜も再利用しまくる激安居酒屋

6 人工的な油がネタに注入されてる100円回転寿司
https://nikkan-spa.jp/1398627

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