北朝鮮の核爆弾と秘密結社、そして沖縄の核ミサイル基地

■ムスリム同胞団とイスラム国は同じグループで、秘密結社によって動いている
マスコミ(それは新聞から始まった)は、体制を転覆させてグローバリズム(それは、イデオロギーである)を浸透させ、世界政府を樹立させるためにつくられた“公器”という名の言論兵器として誕生したことを、多くのジャーナリストは知らない。
そのルーツは、フリーメーソンとバーバリアン・イルミナティが協働したフランス革命にある。
フランス革命は、大衆に地下印刷で刷った号外を流布することと、そこから広がる口コミによって成し遂げられた。そう、マスコミとジャーナリズムは、フリーメーソンやイルミナティといった世界的な秘密結社のネットワークによる発明なのである。
彼らにとっては、あらゆる体制を崩壊させることこそが、国を持たない自分たちにとって、見えない領土を築くことにつながる。その世界規模の装置が国際連盟(実験体として、まずは創られた)であり、発展的に創設された国際連合である。
だから、新聞の定義は、「すべての体制を批判する言論兵器」である。
それが証拠に、大きな影響力を持っている(洗脳能力が強い、と言う)世界の名だたる企業メディアのほとんどに、ロスチャイルド財閥、あるいは、それに脈々と連なっている資本が入っている。
フランス革命以後のすべての革命は、メディアが先導し、数多くの戦争を生成してきたことは、もはや誰も否定できない。
チュニジアから始まった中東民主化ドミノの頂点、エジプト革命の成功は、ツイッターやFacebookなどのSNSによるものである、と書いている戦場ジャーナリストたちが、いまだにいるが、真っ赤な嘘である。中東の一連の革命を先導したのはテレビのアルジャジーラである。
長谷川が、「マスコミは政権がどうであろうと自分自身が自由に考え、 意見を述べるべき」と主張するなら、マスコミ人を名乗ることを止め、「ワタチはプロバガンディスト(宣伝屋)である」と言い直さなければならない。
どうであれ、彼は、マスコミがなんたるかを知らないのだ。
それでも、東京新聞なにがしの肩書を手放そうとしないのは、竹中平蔵が、日本最大の人材派遣会社の会長を務めながら、テレビのやらせ討論番組に出る時に「慶応大学教授」の肩書を使っているのと同じ理屈である。
あなたが読んでいる新聞、観ているテレビ、これらはすべてユダヤ的思考の産物である。
ユダヤ的思考とは、ヘーゲルの弁証法的思考のことを言う。
「正・反・合」の上昇スパイラルの果てにはシオニスト・ユダヤ(その神は、グノーシスのサタンである)による世界政府が待っている。
だから、常に「シオニスト」という修飾語を頭に付けて、本当のユダヤ人と峻別しなければならない。
山高帽をかぶり、不精な顎ひげをはやしている正統派ユダヤ人こそが、実はシオニストと敵対している勢力である、ということだ。
これは、正統派イスラム教徒が、イスラム国の自称(偽造)イスラム教徒と敵対しているのと同じ構図である。
日本の自称ジャーナリストや学者、評論家たちが、いつまで経ってもシリア問題の本質を捉えることができず、デタラメな情報を発信しているのは、彼らがペテン師で人格的に問題があり、無責任であるからだけではない。
マスコミの世界にいながらマスコミの本質が分からないこと、クロ―バリズムに反するすべての王政を転覆させる秘密のグローバル勢力によって構築された世界的ネットワークの存在に興味を持たない・・・いや、むしろ進んで従属しているからである。
エジプト革命の陰の立役者はムスリム同胞団であるが、それだけでなく、「4月6日若者運動」グループの中にも同じ連中が入り込んでいる。
それは、フリーメーソン系のケファヤという訓練された革命の実行部隊である。
ケファヤは、過激なイスラム原理主義者で知られる「ハマス」を創ったりと、まるで息を潜めるように、中東の動乱を隠然と支えている。
また、ムスリム同胞団とイスラム国は、エジプトのシナイ半島で積極的にコラボレートしているという事実がある。
トルコの放送局は、このムスリム同胞団の声明を、逐一丁寧に流している。
ムスリム同胞団もイスラム国も、同じ秘密結社の世界的ネッワークのパーツに過ぎない。日本にとっても非常に有害である。
エジプトのムバラクが「4月6日若者運動」グループの蜂起によって大統領の座を追われたときに、「われわれは世界最大の秘密結社と戦っているのだ」とつぶやいたことが知られている。それは、ムスリム同胞団がフリーメーソンに操られているという本質を突いたからこそ出てきた言葉である。

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